- 2014.01.08
- エレクトーン演奏グレード4級 Hさん一発合格です!
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エレクトーングレードのレッスンは実に楽しい!
それは多分私自身が即興A・Bの指導をすることが好きだからかも知れませんね。
Hさんはすでにクラシック課題曲と自由曲3曲は練習済みでしたので、まずはこの4曲を聴かせてもらうことになりました。
お電話でお話しした後、この日はじめてお会いしたのですが、お互いTRIXの音楽が好きなことが判明。といいますか自由曲を聴かせていただいて直感で
好きなタイプの曲が似ている方だな と思いましたね。
楽曲は何ひとついうことがありませんでした。(クラシック曲も自由曲も)
カ ン ペ キ~! だったのです。後にグレード試験官にも同じことを言われたそうです。
続いて即興演奏A/B と初見演奏です。
「全く何も勉強していないんです!」 なぜか ・・・・・ではなく、!に聞こえたのです。
「そんなことないでしょ」 「いや、全然」
「私、何冊か即興の本と初見の本もっているから。 ん~~まず、●番の問題20秒見て下さい」
「では本番と同じく。ハイ、じゃあ音。あらかじめUSBに何か入っていますか?
入っていなければ曲のタイプに合った音を今、パパッと作っていきましょう」イントロ→1コーラス→2コーラス→3コーラスで音を変えるにしても、できるだけシンプルに考えるといいですよ」
「ワルツの曲は変に音で冒険しない方がいいです。 クラシックのウインナーワルツのようにシンプルに仕上げる方が。 ジャズワルツやスゥイング系でしたらオルガン系とかビブラフォンなど音を決めてあらかじめ曲のイメージを固めておいてメモリーボタンにセットしてUSBメモリーに入れておくといいです」
モチーフ(即興B)は1,2,3から選ぶのですが 、この時予見室で迷うなどもってのほかですね。
パッと直感で【自分が得意とする問題、つまりジャンルですね。それをチョイスして即座にA-B-A形式など
ご自分の得意とする形式で頭の中で即座にメロディを作り上げるのです。当たり前ですが、苦しみではなくて楽しく音楽が作ることが出来るようになるまで多くの問題をこなしていくことですよね。
苦しみ じゃなく 楽しみ ですよ。
ジャズの即興だってすぐにできるようになるわけがないんです。
余談になりますが「これを読めばアナタもジャズのアドリブができる!」 なんてタイトルの本もいくつか出回っていますが、すぐにできる人なんているはずがないんです。
キチンとコードのしくみを学んで(コードは暗記じゃダメです。英単語を丸暗記しても文法がわかっていて会話ができなきゃ意味がないのと全く一緒ですから)
これと一緒で頭であれこれ考えるよりも、理論書と首っ引きになるよりも大切なことがあります。
モチーフにも即興にも言えることなのですが、解答例はあくまでも 例なんです。
何となくピンとこない音楽はつまりご自身の感性にマッチしていないということですから、参考までに「なるほど。
こういう展開の仕方もあるのね」と客観的に見る程度ならいいのですが、あまりそれを真剣に深く追求する必要もないと思います。それよりもピンとくる解答例を参考程度に、ご自身の感性のまま弾いてみる方が良いのではないでしょうか。
音楽って人それぞれの感性の問題じゃないですか?
ということでHさんはどの項目も高得点で一発合格しました!
これはHさんがもともとお持ちでいらっしゃった素晴らしい音楽的感性の賜物です!
それをちょっと背中をひと押しして元気づけて差し上げられたからでしょうか。私もこれは凄くうれしかったですよ。
レッスンというより一緒に音楽を作っていくような感覚でしたから。
そしてHさんはこの後まもなく指導グレード4級にも高得点で続け様に合格いたしました!
これにつきましてはまた後日、お伝えできればと思います。
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カテゴリー:ヤマハ指導グレード・演奏グレード
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