- 2018.05.04
- ピアノレッスン 幼児のお家での練習はどのようにすればいいの?
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こんにちは。
横浜市青葉区あざみ野 たまプラーザ 新石川のピアノ教室
柴田音楽教室です。
幼児のお子さんをお持ちのお母さまは
『お家で我が子にどの程度ピアノのおけいこに触れたらよいの?」』
これがおわかりにならないお母さまがとても多いと思います。
どの程度の距離感で子供のピアノレッスンに関わればよいのかがわからない・・・。
●幼児は自らお家でピアノの練習に向かうことはできません。
必ずお母さまが促してあげてください。
●最初の2年くらいは、お母さまもお家でいっしょに習うような気持ちで
お子さまと寄り添って上げて下さい。
ピアノ教室のレッスンでどんなにわかりやすく、どのように練習するといいのかを
説明しても 小学生のある時期までは
「ママ、ママ お母さん」と言っています。
幼児で放任すると99%の確率でピアノレッスンは失敗に終わります。
では具体的にどのようにすればよいのでしょう?
ご家庭での練習方法
① 毎日、時間をきめて5~10分と短い時間から毎日ピアノに触れる習慣をつけてあげてください。
年少児はCD音源をも使った 【視覚・聴覚/感覚】を養うテキストも使い、レッスンで行なって出来た曲も
何度も何度もくりかえしてリズムやテンポ感などをつかんで行きます。おウチでもCDを何度もかけて繰り返し行うことによって【できた!たのしい!】 ということを体感していただきます。
それと同時にはじめから音符読みや鍵盤との位置づけを繰り返し行っていきます。特に年少・年中児はこの【くりかえし】という作業がとても楽しくて、そしてできるように身についていくのです。
お子さまがお気に入りのDVDを何度も何度も観ますよね?
そして面白いことを 何度も何度もやりたがりますよね?
正にあれと同じなんですよ。週に何回かしかピアノの蓋を開けない、練習がまるで「やっつけ仕事」のようになっているようでは楽しくありませんし、
上達どころかレッスンに来て毎回つっかえながら弾いているだけになってしまいます。
このループに陥ってしまうと、小学生になってもず~~っとこのままです。小学生になっても何年習っても弾けるようにならない、というのは実は練習時間が足らない、おウチでピアノに触れる時間が極度に少ないからなのです。
② レッスンノートにはレッスンで何を行ったか、宿題は何かが書かれてありますので必ず目を通してください。
注意すべきこと、ほめることなど赤ペンで記してありますからそちらにも目を通して下さい。
特に気になることや注意すべきことがない場合には赤ペンで記載しないこともあります。③ 幼児のうちはご家庭での練習には付き添ってあげて下さい。
レッスンでどんなにうまくできても、できなくても先生が弾いてあげてもお母さまの愛情が一番なんです!
お母さんに聴いてもらいたい時期ですから。これができていないと後々、弾けない→練習しない→ピアノが好きではない。
この構図ができてしまうことがあります。もし、お仕事などでそれが不可能でしたら、小学生になって自分から練習できるようになってから習い始めた方がずっといい結果が出せます。
なかなかうまく弾けなくても叱らず、気長に考えてあげて下さい。
そしてじょうずに弾けた時や自分から練習が出来るようになった時、たくさん褒めてあげて下さいね。
すぐにできるお子さんと時間をかけてじっくりやればできるお子さんのタイプがあります。
④ おウチの中でプチ発表会の機会を設ける。
お父さま、おじいちゃま、おばあちゃま、お友達の前でレッスンで弾けた曲をどんどん披露する機会を作っていただければと思います。そのために当教室では合格スタンプをもらった曲も何度も抜き打ち的に弾いてもらっています。
こうすることによって、今習っている曲を練習するのでいっぱいいっぱいではなくて、習えば習うほど弾ける曲がどんどん増えて行くことになるわけです。⑤ お子さまの演奏をじっくり聴いてあげて下さいね。
聴いているふりや聴き流しているようではお子さまにも伝わっています。
そしてがんばってひけたことをう~~んとほめてあげて下さいね。⑥ うまく弾けないと癇癪をおこしたり、泣いたりすることがあります。
お母さんはこの時どうしたらよいのか迷ってしまうと思いますが、「弾けなくて悔しくて泣く」ということは伸びる可能性があるお子さんなのです。
オリンピックの選手を見ればわかりますね!
それとは逆に弾けないから全く練習をしない、
放置となるとこの放置ぐせがこの先小学生になってもずっと続きます。
(こういったお子さんはピアノレッスンに限らず、学校の勉強でも、他の習い事でも
同じ傾向が見られます)
レッスンではできるまでじっくりじっくりやっていきますし、
『こういう場合どのように練習するとよいのか?』もその都度お伝えしていきます。
どうしても泣くことが続くのであれば、月単位でしばらくレッスンをお休みしてみることも場合によっては良いこともあります。
⑧ 体調が悪い時、疲れている時は練習を無理強いしなくてもいいのです。
大人だって同じだと思いませんか?
⑨ 本人が興味を持たないのに、無理やりやらせたり習わせようとしてはいけません。
大人だって好きじゃないことはわざわざやらないでしょう?
興味がないことは吸収しないのです。
【やっていれば弾けるようになる】なんていうのは大きな間違いです。
お子さま本人のストレスは相当なものですよ。これに気が付いていない親御さんがとても多いのに驚きます。
【好きでもない人と親の意思で無理やり結婚させられた自分】を想像できるでしょうか?
この喩えが一番わかりやすいかと思います。
ピアノはご家庭での練習がとても大切で、毎日コツコツと練習を積み重ねてはじめて上達していくものです。年齢に関係なくどれだけたくさんの時間ピアノと向き合っているか、または時間効率でどれだけ集中して効果的な練習ができているかでその後小学生になっても大きく影響していきます。
これは学校の勉強にも全く同じことが言えますね。幼児の半年の成長は目に見えないようなことでも実はとても大きいのです。
そして幼児はいつまでも幼児ではありません。あまりにもお遊び的なゆるいレッスン、優しすぎるレッスンを繰り返していくと先生は優しいから練習しなくてもレッスンに行くことが楽しいからいいんだ。
お子さまはそいういものだと認識してしまいます。
度合いや接し方にもよりますが、これを繰り返していくと小学生になった時にもいつまでもゆるすぎる雰囲気になってしまい失敗してしまいかねません。
小学生になるための準備とでもいいましょうか。
徐々に自立していけるように手助けをしてあげるようにレッスンでもそれぞれの項目を進めていきます。
次回は 小学校低学年の家庭練習 の方法です!
幼児のレッスンは 3歳から受け付けております。
こちらのページもあわせてごらんください。
年少児さんのプレピアノコース はじめてのピアノレッスンのレッスン風景がご覧になれます。
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