青葉区たまプラーザ・
あざみ野のピアノ教室

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95%の人が上達を実感! 1年以内に1冊目が終わる理由とは・・・

fe1b2507.jpg音符が読める。

音符と音を感覚として理解することができる。

この二つは音楽をする上でとても大切なことですね。

頭で理解するだけではなく、音楽とか芸術分野に関することすべてに言えることだと思うのですが、
この「感覚」というのがキーポイントなんです。





入門時から    音符を目で追いながら声に出して歌いながら弾く。 

これを実践することによって今自分が弾いている音楽が同時進行で頭の中で鳴るように訓練されていくのですね。

これでソルフェージュと一石二鳥なわけです。

このソルフェージュ力が身についていない人はピアノを習っていても、頭で音楽が鳴っていない状態で曲を弾いているんですね。

だから弾いていてもつまらない、一生懸命練習をしているつもりでも頭の中が「やわらか音楽あたま」 の状態になっていないのです。

音符をただなぞっているだけの状態。
これは何も考えずにパソコンにキーを打っているのと同じ状態です。

上達傾向にある生徒さんは・・・・・

 

それとは逆に、習っているのにあまり弾けるようにならないのは次のうちいずれかに当てはまることが大半です。



だいたいこれらの理由があてはまるかと思われます。

95%の生徒さんが上達傾向にある。1年以内に1冊目を終了させている。

それは指導している私が日々ひしひしと感じていることなんですが、ここでいくつかの事例をご紹介したいと思います。



Kちゃんは1年半ほど前、他所の個人教室から移って来られました。
おとなしめの生徒さんです。
当初、感じたことは「どの程度のレベルなのかがさっぱりわからない」(当然本人もお母様もわかっていらっしゃらなかったことでしょう)
そこですぐさま教材を決めないでいろいろ試行錯誤しました。
読譜力はどうかな?
全くできていないわけではないけれど、「何となく感」で弾いている感じは否めない。
う~ん、このままの状態でやっていくとソナチネとか上級にさしかかっても高音部がパッと読めないで音符にカナをふってくるパターンが多いんですよね。
これぞまさしく「ピアノをずっと習っていましたけれど、ただ習っていました。高音部もヘ音記号もイマイチパッわかりません」とありきたりのパターンになってしまうわ。
今まで習ってきた経緯と感から思い切ってブルグミュラーに。
指が極度にやわらかく、常に手首が下がって弾いている状態。
これを半年以上常に直し続けました。 
そして譜読みも何となくでしたので「ブルグは表現力を養うための練習曲。
指を寄せたり、飛んだり、エ~?こんな指使いで弾くの?という箇所がこれでもかこれでもかって出てくるのね。それと強弱の付け方もちょっとつけたつもりくらいでは聴いている人には伝わらないのよ。音楽は自分だけの世界ではダメ。
どんな時も人に聴いてもらうということを考えて弾かなきゃね!」
これを言い続けて、とにかく読譜、自力で楽譜を読み取ってあとは自分なりに表現できるように。

これをずっと続けながらころ同時にプレインベンションとハノンとスケール。



するとどうでしょう。
まったく違う奏法のポリフォニック、これがこんなにKちゃんに向いているとは。
今ではプレインベンションは物足りないくらいです。
すぐさまインベンションに移りたいところです。
それとハノンとスケール。
私は「ここぞ」と思った時に学年に関係なくあっさりとやらせるのですが、Kちゃんに限らずみんなサ~っと1年以内にハノンと各調のスケールをスラスラ終わらせているのです。 

読譜力、ソルフェージュ、初見力(楽譜をサーっと見ただけでどんな曲かが大よそわかるという力) リズム(音価) これらの基礎能力はとても大切です。
これらの基礎能力を初期のうちに感覚も含めて取得できるようにレッスンでは重要視していますね。


それらが少しずつわかるようになってきたら徐々に音楽としての表現力もつけられるように教えていきます。
急にできるようにならなくても  少しずつ、少しずつ です。


これと並行しつつ希望者にはクラシック以外のいろいろなジャンルに触れさせます。

クラシックは元々ヨーロッパの貴族の音楽です。
その歴史は1600年以降、今から400年以上も昔から存在する音楽。
ジャズは反対のアメリカ。その歴史もまだ100年なんです。

ポピュラーはその中間と言ったところでしょうか。

クラシックとジャズは発祥の地が全く違いますし、その感じ方・ノリ、そして考え方も指導法も全く正反対といっても過言ではないでしょう。

あくまでも”希望者”にはですが、大人になってから全く違うリズムのノリを与えるよりも子供のうちにいろいろな”体感”をさせてみるのです。

こうすることによって大人になってもすぐに「あらゆるジャンルの音楽を弾けるようになる」わけです。


子供の生徒さんにいろいろなジャンルの楽曲を与えてみることによって、新たな発見があります。 

向き不向きもあるでしょうし、お子さま本人の好き嫌いもあるかと思います。
ですからあえて ”強制”はしません。


けれどもレッスンの中でいろいろなジャンルに触れさせる、与えるということをあえてしなければ、いつまでたっても「何が好きなのか、何が自分に向いているのか」がわからないわけです。

希望者にはまず、与えてみる。

そしてその中から本人が好きなジャンルを好み、それを上達させていければいいのだと思いますね。

これしか知らない、クラシックしかやったことがない。

これではあまりにも視野が狭くなってしまうんですね。

食べ物だって 和食・洋食・中華などそしてその中にもさまざまな料理があるわけです。 

それらをいろいろ口にしてみることによって、はじめて「こんな料理があるんだな。 これは好きだな、これはちょっと・・・・」と人によっては好き嫌いがあるはずです。 

音楽もそれと全く同じだと思うのですね。

どんな音楽が好きか、いろいろやってみないとわからない。

いろいろ与えてみてその中から好みを見出せばいいと思うのです。

クラシックの中にもいろいろな年代、そしていろいろなタイプの作曲者がいます。
私はバロック音楽が好きですが、あえて自分が好きだからといってそれだけを
やらせたりしませんね。
これには「向き・不向き」があるからなんです。

「○○ちゃん、この曲やってみない?」

これは 大半が  ”勘” なんです。

この ”勘” というのが当たることが多いのです。

まず、やらせてみてあまりにも本人が苦しそうだったらあっさり何事もなかったかのように あえて”却下”してみる。 

こんな例もありました。

Iくん。
男の子特有で明るいお子さん。甘えん坊で人懐っこい性格です。
既存の練習テキストも地道に自分のペースでやっているのですが、私も子供を可愛がりすぎる傾向にあり、レッスンもぬるくならないように、ここらでちょっと気合いというか刺激を与えてみようかなと。

ちょっと長めのジャズメドレーを考えに考えた末与えてみることにしました。
それも普段やっているのよりもレベルが少し上のものをあえて。

やらせてみて「どうにもむずかしい」と本人が嫌がるようならば却下してもいいけれど、ちょっと頑張らせてみるのも”教育”かな、と。
(これは私にとっても結構、冒険でしたよ)

すると、どうでしょう!
曲を与えて1回目のレッスンでメドレーの1曲目を完成させてきました!
これには私自身も驚きです。

「やった!もしかしてクラシックだけでなくジャズも向いているかもしれない。
これはイケると思う。 こうして小さいうちからジャズとくゆうのリズムのノリを与えていけば将来どんなジャンルにも行ける。」

そう確信しました。

絶対にオススメ!!


普段の練習曲ではなく、発表会の曲やあまりよく知らない曲は是非とも
「ユーチューブ」などの動画で検索を入れてみてご覧になってみてください!
(もう、すでにそうされていらっしゃる方々も多いかとは思いますが)

これは大人の生徒さんも同様に言えます。

音源だけでなく映像も含まれることによって、より音楽のイメージが湧きます。
よく知らない曲でもこの  イメージ がわくだけで、弾きたくなります。

そして何より、ヤル気になること間違いありません!





上達の仕方は個人差・能力差があることは事実ですね。
これは本人の性格による割合がとても大きいのです。

それと生活環境・家庭環境・お母様のお考えの力も。

これは中学受験・高校受験・大学受験と全く同じだと感じます。

まずは本人のヤル気が大切。 そして根気と精神力だと思います。

次に環境作り。

お母様のお考えというのはいいことも悪いこともダイレクトに空気でお子さまに伝わります。


私は音楽を通じて子供たちに 「努力することの大切さ」を教えていきたいと思っています。

そしてどんなお子さんにも「上達」 して欲しい。
子供時代に ただ習っていました ではなくて、ある程度は一つの形にしたいと思っています。 

その経験がいつしか大人になった時、必ず糧になると信じています。 

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