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イベント・音楽情報

2008.01.19
⑦ 努力することの意義

みなさんは今までの人生の中で「ここ一番、火事場の馬鹿力」を発揮した時はいつですか?


高校受験の時?大学受験の時?または社会に出て困難な事態に陥った時?


人はいくつになっても努力することを辞めたらもう終わりだと思うのです。


もう〇歳だから・・・ ←私はこのいいわけが一番良くないことと思います。


音楽を教えている以上、「もう、これでいい」ということはありません。
次々に新しい音楽が生れていくし、みなさんが音楽をするということに何を求めているかも人それぞれなのです。


ですから私も常にいろんなジャンルの音楽に耳を傾けるようにしていますし、
一人一人の生徒さんが何を求めているかを常にアンテナを張り巡らせています。
音楽のことしか考えていないようでは、片寄った人間になってしまいますから、
なるべく異業種の人の考え方に耳を傾けるようにしていますね。


すべての人がプロをめざして音楽をやっているわけでもないし、生活の中にうるおいを求めて音楽を奏でる人、ピアノを弾いている時、仕事のことを忘れられるから(ストレス解消のため)、上級グレードをめざして少しづつできることから頑張っている人、それぞれです。


時間を有意義に使うことのできる人は素晴らしいと思います。


大人の生徒さんの中でこんな方がいます。



  • 出勤前に15分から30分練習する人。
    (私には絶対できません。尊敬します)

 



  • 主婦でお子さんもいてお仕事もお持ちでおまけに出張も時々ある方。
    一体、いつ練習する暇があるのですか?と聞きたいくらいなのですが、
    すごい上達ぶりです。
    ご自分の好きなジャンルの音楽を思う存分奏でていて幸せそうです。

 



  • まだお子さんが小さいのにそういうことはいいわけにもせず、時間を見つけて集中して練習してレッスンに来るたび、いつも完璧な演奏を聞かせてくれる方。
    この方も幸せオーラ満載です。

みなさん、こちらが脱帽するくらい時間の使い方が上手いのですね。


私は幸せそうな人を眺めるのが好きなのです。
なぜかというと”幸せオーラ”は伝染するから。


「人への影響力」というのをよく考えるのですが、たとえばTVに出ている人、舞台に立つ人はそこへ到達するまでに人には言えないような、見えないところでも大変な努力をされています。


数々のオーディションを受けたり、早朝、深夜、明け方までレコーディングや撮影があったり。


人々が目にするのは華やかで成功した部分だけクローズアップされがちですが、私は成功している人には逆に「ここまで来るには数々のつらい思いも悔しい思いもたくさんしてきたんだろうな。だから今輝いて見えるんだろうな」と思うわけです。


昨年末に「情熱大陸」という番組で「小栗 旬」くんの特集をやっていました。


私は小栗 旬くんの名前は何となく知っていましたが、顔を知りませんでした。
次から次へとやってくる仕事、それらを夏くらいから密着して取材していたのですが、彼は単なる今時のイケメン俳優ではない、と直感しました。
まだお若いのにおっしゃっていることがすごくしっかりされているというのか、いろいろなことをお話していましたが、中でもこれが特に印象的でした。


「エキストラをやっている頃に、自分は寒い中何時間も外で待たされた。
今に絶対あの中(ロケバス)に入ってやる!」そう思い続けていた。


つまりメインキャストになること。


 


夢に向かって努力する。
それには、ことによっては相当な時間が必要かもしれない。
でもあきらめたらもうそこで終わりなんだ。と。


努力だけではどうにもならないこともたくさんあると思います。
けれどその人がそれまでどんな努力をしてきたか、結局人生の後半戦に顔に表れると思うのです。


人生の後半戦に苦労をするよりも、前半戦に努力や苦労をした人の方が結局は楽に生きられるような気がします。


乗り越える術を知っているからです。


昔から言うじゃありませんか。


若いうちの苦労は買ってでもしろ と。


これは自分自身の経験からもそう思います。
10年経てば笑い話にすりかえることができます。

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