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2008.02.09
⑧ コードネームの効用

e36bbd34.jpgこんな楽譜を見たことがありますよね?


メロディの上にアルファベットの大文字・小文字や数字がついている楽譜です。
俗に私達は「Cメロ」と呼んでいるのですが、このアルファベットと数字からなるものを「コードネーム」といいます。


基本的にクラシック音楽にはコードネームは付かない場合がほとんどですので、クラシックピアノを普通に弾いているだけでは見ることも習うこともないかと思います。
クラシック音楽の場合、Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴなどローマ数字、和音記号で示す場合がほとんどです。
ピアノをはじめて習う方はもちろん、過去にピアノを習ったことがあるけれど、コードネームは習ったことがない、見るのもはじめてという方も少なくないと思います。
それもそのはず。普通のピアノ教室ではコードネームを教えるところはほとんどないからです。


小学校の副教材の歌本にもこのような「Cメロ」の楽譜が使われています。
エレクトーンの場合、ただ譜面どおりに弾くだけではなく、コードネームを覚えながら弾くというレッスンが行なわれますので、自然とコードが身につきますが、
ピアノの場合ですと「2段譜を見て正確に弾く」ということが大前提になりますので、なかなかこのコードを学ぶということがないのです。


この「コードネーム」を全く知らないばかりにピアノを習っていても写真のような
1段譜にコードネームのついた「Cメロ」の楽譜を目の前にしても、右手のメロディしか弾けない人が大勢いらっしゃるんですね。 子供達もそうです。


音楽大学でもジャズ科が設置されている大学ではコードを学びますが、ピアノ科以外の科でもクラシック音楽を勉強する科では、このコードや理論を学ぶことがないのが現状です。
以上のことから 「譜面は読めてもコードネームがわからない」
裏を返せば   「譜面がないと何も弾けない、譜面どおりにしか弾けない」
いわゆる応用が全くできないピアノ弾きがものすごく多いのが現状です。


コードネームはいわば「和音をアルファベットと数字に置き換えることによって楽譜を簡略化し、それを見ただけで手が和音の形をつくり、そのメロディにあった伴奏をつけることができるようになるための記号」と考えることにしましょう。


ただし頭で覚えるだけではダメです。
理論をまじえながら まず実践ありき! です。


やはり練習が必要ですよ。


専門学校ではコードネームを学びますが、都内に数多くある音楽系の専門学校はほとんどはプロ養成のための施設ですから、コードネームは事前に勉強しておくべきです。


極端なお話ですが、クラシック音楽以外の分野では、J-POPにしろ、ロックにしろフォークにしろ、ポップスにしろ、ましてはジャズの世界ではコードを知らないと全く使い物にならないといっても過言ではありません。


どんなに演奏テクニックがあってもです。


プロはもちろんのこと、趣味の方でもです。


こんな事例が過去にありました。



  • ピアノが弾けるということでバンドやセッションでキーボードをやることになったが、他の楽器のメンバーはみんなコードを知っているのにキーボード担当だけコードを知らなかった。

    ロック・ポップス・ジャズの分野でコードを知らないということは致命的



  • ギターは独学で本を見てタブ譜でコードを覚え、そこそこのコードはおさえられるが、断片的に知っているだけでいつまでたっても基本コードの域を超えられない。
    そのため曲を作ってもいつもワンパターンのコード進行。
    よってメロディも限界・・・・・。

     ギターのタブ譜を見て「このコードはこの形」というように、鍵盤の図と手   
     の形の図が載っている本を見かけますが、実際にそれを見てコードを
               理解した人はいないと思います。
              それは簡単なコードを押さえることができただけで、理解はしていないハ
              ズです。 


        コードを単発で暗記物のように覚えても無意味なのです。   


簡単なコード進行を理解してそこから理論も取り入れて徐々に難しめのコードやテンションコードを覚えていく、 このやりかたです。
その時、頭で覚えようとしてもダメです。
耳と手、体の感覚で覚えていくのです。
いわゆる「手くせ」になるまでキーボードで何度も何度も弾くことが大切です。 


当教室では「ジャズのコース」のお子さんにはこのコードネームを導入しています。


大人のレッスンのコースは「コードプログレッションと応用できるキーボードコース」と「ジャズピアノ」の方は、コードネームを基本中の基本からジャズのテンションコード・コードのしくみ、また、覚えたコードを実際使えるように1段譜のメロディにコードをつけて弾いてみる→コードを見ただけでメロディに合った伴奏をつけて弾くことができる というレッスンを行なっています。       

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