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2010.09.25
楽器選び 安物買いの銭失いはしないで

c5d3187b.jpgようやく涼しくなりましたね。

それにしてもこの気温差。
いきなり沖縄から北海道ではありませんか・・・。

今年の夏は北海道もかなり暑かったそうです。
私の実家は札幌なのですが、むこうはエアコンが家庭にないからキツかったそうですよ。

みなさま、この気温差に風邪などひかれませんように・・・・・・。

さて、本日は楽器選びで後悔にないようにちょっとしたコツをお話してみたいと思います。

そう簡単にしょっしゅう買い換える物ではないからこそ、「安物買いの銭失い」はしないことです。

たとえば「子供のころにある一定のレベルまで習った経験がある経験がある方(ソナチネとかソナタとか)は絶対に安い電子ピアノは避けた方がいいですよ。
10万前後とかの電子ピアノです。
鍵盤が軽すぎてすぐにいやになります。

ウチの生徒さんでも「な~んか先生、家のピアノいやになっちゃったんです」
「え~どうしてですか?買ったばかりなのに」
「鍵盤が軽すぎて先生の所へ来て、グランド弾くとあまりの差に」
「そりゃー、本物と比べたらある程度は仕方がないですよ。
で、いくらだったんですか?」
「10万くらいですかねー」
「10万前後でしたら、超初心者ならいいですけれど○○さんのレベルなら物足りないでしょうねー」

大人の方で中級レベル以上を過去にでも経験された方には最低でも2,30万くらいの電子ピアノじゃないと正直強弱も表現できないのです。

電子ピアノは「本当は生ピアノが欲しいけれど住宅事情が許さない人のために作られたもの」ですから。(音量がしぼれるという点)

中上級レベルで住宅事情で電子ピアノという方に朗報。

お休みの日に楽器店でグランドピアノをレンタルして2時間、おもいっきり集中して練習してみてください。
スッキリしますよー。

そして上手くなりたければ思い切って生ピアノに買い換えるのも手です。

これは子供の生徒さんにももちろんのこと。

バイエル程度でしたら電子ピアノでもいいのですが、ブルグミュラーレベル以上になったら生のピアノをおすすめしたいと思います。

生ピアノを持っていても全然練習しないのでしたら「宝の持ち腐れ」ですから、その時点で本人に本当にやる気がある場合ですけれどね、その方が表現力の面でも大きく差が出ますからね。

生ピアノで音が気になる場合、いろいろな消音グッズも販売されていますが、これにも注意!

まず、ゴムのインシュレーター。
これは音が詰まった感じになるし、第一ピアノの音はそんなに小さくなりません。
床から伝わる音が多少カットはされるかな?程度です。

それとアップライトピアノの背面(響版の部分にカパッとはめこむタイプのもの)
これも何万かしますが、たしかに音はだいぶ軽減されるようですが、完全に音がこもります。強弱の表現もできません。
それと湿度の高い日本ではほとんどが木でできているピアノにとってよくありません。

そこで生ピアノを持っているけどあるいは買おうとしているけれど音が気になる、という方のために「消音機能をつける」ことを強くおすすめしますね。

これはサイレントピアノといって生のピアノに消音機能がついているものなのですが、お値段も張るため今あるアップライトピアノに「後付けで」この装置だけつけることもできるのです!
お値段はおおよそ20万くらいです。

これはリニューアルピアノといういわゆる「中古のピアノ」にも後付けすることができますから。

生ピアノで練習しいたいけれども予算が・・・・。音が・・・・。
という方には

リニューアルピアノを買って後付けで消音機能をつける(ただしヤマハとか国産メーカーのもの)
これがいい選択ではないかと思いますよ。

それとどうしても生ピアノが置けない。けれどもいい音でタッチもいいもので練習したいという方には「ハイブリットピアノ」というものをおすすめいたします。

お値段は少々張りますが普通のそこら辺りに展示されている安物の電子ピアノとは全然違います。

これですと夜間の練習も安心です。

私は時々、生徒さんにピアノを薦めるために楽器店に足を運び「おすすめできるもの」と逆に「おすすめできないもの」を見わけにいくわけです。

その人のレベルといいますか、身の丈に合ったピアノを持つことが大切だと思うのですね。

以前にこちらのブログで楽器選びについて書いたことがあります。
その時に「最初からいい楽器を与えなくてもいい」ということを書きました。

親御さんにしてみれば「自分の子供がどこまで続くかどうかわからないのに高い楽器を最初から与えることが不安」だからです。

それと今までの長い指導経験上、引っ越しなどで他所から移ってきた生徒さんで結構なレベルまでいったお子さんにきくと「最初はキーボードだった」「たまたま家に電子ピアノがあった」と口をそろえていうのです。

入門時にキーボードをわざわざ買ったのではなく、たまたま家にキーボードや電子ピアノがあってそれで鍵盤楽器に興味を持ったということなのです。

そしてある程度のレベルまでいって、本人がピアノが好き、上手くなりたいという願望があれば当然親御さんは次、どの楽器にするべきかを考えるわけです。

そのタイミングというのがブルグミュラーに入った時だと私は考えます。

「家は電子ピアノです」とお
っしゃられても私が家庭訪問をしない限り、どのクラスの電子ピアノか全くわからないのですが、ブルグミュラーは「曲想・表現力をつけるための練習曲集」ですからその時点で本人がやる気が場合は生ピアノも考慮にいれてみてはいかがでしょうか・・・・。

正直表現力の面では格段に差が出てしまいます。

楽器購入に当たってはアドバイスさせていただきますので、値段だけで勝手に決めて後悔しないようにしてくださいね。

何万・何10万単位のものは必ず「安物買いの銭失い」をします。

あの時、あの何万、何10万をケチったばかりに・・・・。

車や家にたとえてみてください。

スーパーで「あっちの方が、お肉が安い、野菜が安い、トイレットペーパーが安い」というような買い物とはわけが違うのですから。

柴田音楽教室

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