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2011.11.20
1曲1曲を大切にしながら確実にレパートリーを増やす方法

表参道ヒルズ DVC00229今日は日頃ピアノのレッスンをしながら無理なく確実にレパートリーを増やしていく方法をお伝えしたいと思います。              

「ピアノを習っていて練習はしているのだけれど、以前に習った曲が全く弾けなくなっている」ということはありませんか?

これはですね、せっかく一生懸命に練習した曲を合格したからという理由で全く弾かないからなんですね。

ですから今、新たな曲をレッスンしていても自宅での練習には必ず以前に習った曲をさらっておく、ということが大切になります。

初級レベルにおいてはそんなに長い曲はテキスト中にはありませんね。

一旦合格した曲でも次の曲をレッスンし始めても私は「前のこの曲、もう一度弾きましょう」ということで抜き打ち的に必ず弾いてもらうことにしています。

「もう、合格したからいいや」ではなくて、こうすることによって以前マルをもらえるまで必死に練習していた時よりもさらに上手く弾けるようになっているハズです。 

特に成長過程における子供のレッスンの場合、「ピアノを習っているけれど今習っているこの1曲しか弾けない」などということを決して作らない状況にしています。

一つ一つの積み重ねが数年後には大きな力となりますから。

中には嫌がるお子さんもいたりしますが、これは”強制”です。

このブログでも重々おわかりかとは思いますが、私は暗譜を強要するよりも
「いかに読譜が大切か」
ということを耳がイタいほどレッスンで子供達に伝えています。

グループレッスンから来たお子さんはレッスンしてみるとその大半が読譜力が身についていません。
中には大きくなってしまって手遅れ状態になっている人もいます。
正直、この読譜を指導するだけでものすごい膨大な時間とエネルギーを使います。
細かい読譜ができていないと、クラシックの名曲といわれる曲を弾くことはほんと~~にむずかしいのですよ。

あの「エリーゼのために」だって弾いたことがある人はわかると思いますが、知らない人は「2年くらいピアノを習っていれば誰でも弾けるのではないの?」と
お思いだと思います。

あの曲はバイエルの後半、しかも終了時にやりますが(当教室では子供の生徒さんにバイエルは使用していませんが) なんちゃって読譜や、なんとなく勘で弾いているでは絶対に弾くことができません。

この夏、たまたま4人の生徒さんに同時期に「エリーゼ」を指導したのですが、読譜だけでなくて場面場面での表現力、繊細さ これを簡単にはできるわけではなくてみんな頑張って練習に励みました。

ちょうど同時期にTVの某製薬会社さんのCMで「エリーゼ」のパロディが流れていて、それをみるたび「みんな、これを見るたび家ではゲラゲラ笑っているだろうな~」と。
CMってピアノ教師にとってとてもありがたいんですよ。

TVで流れていることでみんな喜んで楽しく練習してくれるのですから。

それとグループ・個人レッスンに限らず、音符にカナをふっているお子さん、これは絶対にいけませんね。
これを黙認している教師はもっといけない。
すぐに読めるようにならなくても(個人差もありますから)絶対にカナはふらない、ふらせない。

読譜でつまずくのはト音記号とヘ音記号が頭の中でごちゃごちゃになっていることも時には考えられます。

音域の広いピアノ独特の大譜表(ト音記号とヘ音記号の2段からなる楽譜のこと)

この大譜表を最初から使うか、それともト音記号の2段譜から導入していくかにはいろいろ賛否両論があるかとは思います。

私はいろいろな経験から最初から大譜表のテキストは使いません。

まず、ト音記号をしっかり取得させつつ、先取りしてヘ音記号の読み方をとあるポイントから理解しやすい形で導入していきます。

そしてしばらく時間をおいてから「本当に理解しているか」 復習を兼ねてヘ音記号の応用を行っていくのです。

最初から読譜でつまずかないためになんです。

順番というものがあると思うのですね。それにすべてを取得できるのにはある程度時間が必要だということです。

そしてどのように教えてもその取得する能力やかかる時間には個人差も大きいということです。

同じように教えてみんなが同じように理解できて取得できるのなら、勉強をたくさんすればみんなが東大に入れる??? のと同じことだと思います。

このように読譜の基礎をしっかりやりながら、過去に習った曲を繰り返し弾かせる。

できるだけたくさんの曲に触れることで結果としてピアノに触れる時間が長くなって練習の習慣がつくのですね。

あざみ野 ピアノ教室

カテゴリー:① 子供のレッスン, ② ブライダル・ラウンジプレイヤー養成コース タグ:
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