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2012.03.18
ヤマハ指導グレード5級につづき 4,3級のレッスン 

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ヤマハ指導グレード

以前にヤマハ指導グレードの記事を掲載いたしましたが
http://blog.livedoor.jp/shibata_music/archives/51188618.html ←コチラ
その続きとでも申しましょうか4級・3級のレッスンの模様や勉強の仕方などを挙げておきます。

苦手な項目を見出して、克服するためにどのような練習をしていくとよいのかをレッスンしていきます。
回り道をせずになるべく早く合格できますように、効果的なレッスン方法を行います。

上級指導者グレードを取りたいけれど伸ばし気味になっている方は追いつめられないとなかなか行動に出ることはむずかしいことでしょう。

でも、追い詰められている精神状態では楽しくないですし、あせりばかりが先に立って決していい結果は出ないのですね。

ですからいきなり試験と同じ雰囲気ではなく楽しい雰囲気でレッスンを行いましょう。

単純に 「何点で合格した」 「あと何点足りない」 「この項目で点数稼ぎをしておいて何とか合格点を・・・・・」では絶対にダメだと思います。
「試験に合格した」 「何級を取得した」だけでは単なる肩書きにしかすぎません。 

一つ一つの項目を苦手意識を持たずにクリアして、それらをすべてお仕事や今後の活動に生かすと考えましょう。

そして独りよがり独自の勉強法であせって一度に複数の項目に手をつけてしまって、逆に受験まで遠回りしていませんか?

この間違った独自の勉強法をしているために挫折してしまうのです。

5級の上には4級があり、そのすぐ上には3級があるといった感じでしょうか。

5級・4級の楽典は音楽大学の入試問題に匹敵するものがあると思いますし、4級の和声学をいとも簡単にこなせないいことには、と3級の合唱編作はむずかしいでしょう。

実技も筆記もすべての項目にはつながりがあるのですね。

和声を何となくわかっていても、コードをキチンと体系的に知っていなければコードをつけることは困難でしょう。
コードをつける、という作業は実技の「伴奏付け」と筆記の「コード進行法」の2つが密接な関係にあるのが一目瞭然ですね。

演奏実技編 

実際には 実技編なのですが 試験に受かってもそれを今後の活動に生かしていくことができないと面白くないので、 いかにも試験だから、取得しなければいけないから、という雰囲気でレッスンを行わないようにしています。
ですから実技も筆記も何らかの形でそれらを実際の音楽活動や指導に是非生かしていただければ幸いですね。

ここでは4級と3級のレベルの差というものをあまり意識せずに実際のレッスンがどのように行われていいるのか、少しでも雰囲気が伝わればと思い掲載させていただきます。(実技の場合 上の記事と重複することが多いので簡略化させていただきます 。

メロディ視唱(ソルフェージュ)
どの調の範囲が出題されるかということは考えない方が賢明だと思います。

出された課題はすべて歌える! くらいの気持ちのゆとりを持たないと試験ではあがってしまいます。

試験だからと思ってはダメですよ。     楽しくないから、つらくなるからなんです。

試験では15秒間その場で予見してから最初の一音または和音をバーンと鳴らして歌い始めますが、ここではちょっとしたある工夫が必要になりますね。
気をつけることはフレーズ感はもちろんのこと、やはり臨時記号ですね。
それといきなり試験と同じ方法、つまりいきなりアカペラで歌うというやり方をしてしまうとまず失敗します。
声楽科のご出身の方や元々クラシック以外でも歌を歌っている方でしたら、それもアリですがピアノ科やそれ以外の楽器でしたらそのやり方は避けた方が正しい音感で歌えます。

ひきうたい(弾き語り)
これも15秒の予見があるのですが、いきなり試験と同じく歌と伴奏を一緒に弾くというやりかたをしてしまうと大概ハズレます。
まずはソルフェージュがキチンと出来ていないといけません。
一度に全部の項目をあせってやろうとするから合格から遠ざかるのですね。

そして伴奏はあくまでも”伴奏”であること。 試験の講評ではよく「音量が・・・」と言われるそうですがそれ以外に
右手コードの掴み方(展開形ですね) これが臨機応変に、瞬時にできるかどうかなんです。
(ちなみに私は歌伴奏でもあるこの項目と伴奏付けを得意とします)

メロディ視唱(ソルフェージュ)ができて、その上でひきうたい(弾き語り)があるのがおわかりでしょう。
そのひきうたい(弾き語り)も一度にやろうとすると上手くいきませんね。

伴奏付け
これは予見なしにいきなり目の前のメロディをピアノで弾いてその間に瞬時にコードを判断してその曲に合った伴奏の形にして弾くというもの。
教えていて思ったのですが、この問題って5級からすでにコードがついていないんですね。
自分が受験した時は10代の時だったので、意識したこともありませんでしたが。
コード理論だけ考えてつけても絶対にスムースにはできな
いかと思います。
感覚ですね。 パッとコードが降りてくる感覚です。

譜面どおりの演奏しかしてこなかった、クラシックしか勉強していない方は付け焼刃ではなくてコードを体系的に理論と実践で勉強した方が良いと思われます。

移調奏
これは移動ド(いわゆる相対音感)の人はいともたやすいかと思います
でも固定ド(いわゆる絶対音感)の人はちょっと工夫が必要ですね。 因みに私は後者の方です。
この移調はですね、歌伴やバンドなどに大変役に立ちます。
ギターの人は移調は簡単にできますが、鍵盤楽器は相対音感の人の方が有利でしょうね。

筆記編

コード進行法(A)
 いわゆるメロディにコードネームとバス音をつけていくのですが、コードがわかれば必然的に低音もわかることと思います。
4,3級ともなれば基本コードの知識だけでは少しむずかしいかと思います。
繰り返しお伝えいたしますが、 メロディを弾いただけで、あるいは見ただけで(ここではソルフェージュ力が絶対的になってきます)コードの感覚が降りてくる感覚がないといけません。

コード進行法(B)
★4級 メロディとコードにふさわしい伴奏形を記入していくのですが、最初にきっかけが書いてある問題もありますが、そうでない問題もありますね。
いずれにしろ必ず初見で両手で音だしをしてみることから始まります。

★3級 モチーフ作曲 一般に「コード先行の作曲」ですね。
コードと小節数が与えられているのでそのなかで曲を作っていくのです。
ちなみに私はこの作曲方法を一番得意とします。
理由は縛られることなく感覚で自由に操ることができるからですね。
うまくメロディが浮かばない時でも、後日パッと思い浮かぶことがありますし、違うメロディができることもあります。

コード進行法(C)
メロディとコード進行にふさわしいカウンターラインを記入する。
5級のところでも書きましたが、基本はメロデイの頭出しとぶつからないことと隣り合ったコードのそれぞれの特徴音を見出すことでしょう。

しかし4,3級ではそれだけの知識では足りないのです。
やはり普段からいろいろな音楽を聴いている、BGMに耳を傾けるクセをつけるとよろしいかと思います。
ストリングスまたは管楽器のアレンジを作ると思えば楽しいですよ。

ソロのピアノの世界だけで凝り固まっていては音楽は井の中の蛙ですからね。

★3級 メロディとコード進行を参考にバス音やオブリガードを作っていくのです。
これは正にピアノ音楽だけに固執していては絶対にダメだと思います。

オーケストラアレンジとでもいいましょうか、音楽を一度に多方面に鳴らす感覚でしょうか?
CDなどの音源を聴いていて、TVを見ていて歌手の人の歌に注目するのではなく、バックの音源に着目して音を聴く癖を日頃から付けていくといいと思います。

このことができるか否かが素人とプロの違いだといっても過言ではないでしょう。

和声法
本を読むとあれはダメ、これもダメと堅苦しいことばかりが書いてあるため、あまり本に首っ引きにならない方がよろしいかと思います。
何調か?を判別してディグリーネームもしくはコードネームを記入しながら必ずピアノで音だしをしてハーモニーを作っていくつもりで。 その時そのハーモニーが心地よいか、感覚に従っていくとよいと思います。
これには「絶対」という回答はないので、点数が合格点であればよろしいとすれば良いかと思います。
慣れてきたらだんだんピアノで音を鳴らさずに紙面上で行っていくのです。
その時、頭の中でハーモニーが鳴らせるようになるまでとにかくたくさん問題をこなすことが大切ですね。

合唱編作
上にも書きましたが和声法がグダグダだとどうにもなりません。
4級の上に3級があるとはこのことだと思います。
与えられた課題はだいたいよく知られている楽曲や賛美歌なので、そのメロディをソプラノとし、やはり最初はピアノで音出しをしてハーモニーとして美しいかどうかの感覚が大切だと思います。
しつこいようですが、試験だからではなく「歌をアレンジする」気持ちでたくさん問題をこなしていけば楽しいです。

当教室では指導グレード5~3級の楽しく効果的なレッスンを行っております。
ヤマハ指導グレード5,4,3級 

ヤマハ指導グレード5,4,3級

 

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