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イベント・音楽情報

2018.05.17
発表会について思うこと

横浜市青葉区あざみ野たまプラーザ新石川のピアノ教室

柴田音楽教室です。

 

今日は発表会について私が常日頃考えていることを

お話させていただこうと思います。!(^^)!

 

●発表会って普段のレッスンの集大成だと思うんですよね?

普段のレッスンで基礎から学び、楽譜を読んで自ら練習をすること。

 

そういうことを日々積み重ねていって

それらの成果を披露する場所。

年齢も様々ですし、入門した時期も違います。

 

ですからそこにはある程度の”個人差”というのも出てきます。

それがいつの間にか こなさなければいけない行事になっては

いけないと思うんですね。

 

『普段、ほとんど練習しない、進んでいないのに発表会は出たい出たいと言っている。

⇒けれども練習しない。

または、曲を仕上げるのに半年もかかっている。』

 

これでは努力をした結果がこうなりました!

にはならないと思うのです。

 

これは学校の絵画コンクールや作文コンクールなどと全く同じ考え方なのです。

 

◇なぜ、発表会が年に1回ではないのか?

 

以前は発表会は1年に1回、行っていました。

しかし、ピアノレッスンでは弾くこと以外に

音楽の基礎的な要素や、教えていかなければならないことが

たくさんあるのですね。

 

今の時代、お稽古事がピアノだけというお子さんは

ごく少数だと思います。

その限られた時間の中で練習をしなければなりません。

 

これを年に1回、発表会を実施するという形を取ると

どうしてもそれに追われて、発表会の曲だけに取られてしまうわけです。

 

そうなるとレッスンで教えていかなければならないこと、

通常のレッスンでレベルを上げていくことがむずかしくなり

年に数曲しか進んでいないのに、また発表会の曲に追われて

他のことがすべて疎かになってしまうのです。

 

これではいけないですよね?

 

大手の楽器店ではことあるごとにイベントをもうけて

退会防止にし、結果テキストの曲がほとんどレッスンで取り上げられずに

カットされるという事態が起こっているのをご存知ですか?

 

これでは本末転倒で何のために習っているのかわからないですし、

上達もできません。

 

以上のことから毎年追われるように発表会を実施するのは

取りやめようと考えたのです。

 

何年か前、こんなことがありました。

みんなそれぞれ練習を頑張っていましたし、お子さん本人も保護者の方々も発表会を

とても楽しみにしていらっしゃるようです。

 

私は発表会もコンサートのような

「観ていて、聴いていて楽しい!」

とみなさんに思っていただけるように

連弾を入れたり、マンネリにならないように多彩な楽曲を毎回取り入れたりしています。

 

中には緊張しちゃってちょっと失敗してしまった。

そういう人も中にはいたかもしれません。

 

でも私は、それも大切な思い出だと思いますし、それによってお子さんが何かしらの

気づきや成長があると思うんですよね。

 

ですからちゃんと努力した人は叱りませんし、少しの失敗など微笑ましく思っています。

どんな結果であれそれは保護者の方々にとっても思い出だったりすると思うわけです。

 

ところが、、、

その数日後、夜間の10時過ぎに明らかに教室に私が不在の時間に

留守電にこのようなメッセージが入っていました。

「他の生徒さんを見ていると、あの●●では・・・、ですからやめます」

 

チャンチャン。

 

翌朝、私はこのメッセージを聞いて凍り付きました。

 

自分の大切な子供が他人に罵倒された気分になったのです。

 

その方とは普段から、かなりコミュニケーションが取れていました。

言うまでもなく他の個人教室から移行してきた方でした。

 

これ以来、近隣の先生方も含めて全国の先生方に

「個人教室間で生徒さんが移行する場合には

必ず引き継ぎとして連絡しあうことをお伝えしています」

 

 

大昔は ただひたすら 暗譜 暗譜ばかりを言われて

何とか本番に形だけでも間に合わせるように

先生の見よう見まねでレベルに合わない曲をやる。

 

こんなことも日常茶飯事な教室も少なくありませんでした。

ピアノのご経験があるお母さまでしたら

色々な思いがあると思います。

 

昨今は 大手が作ったイメージ広告で

 

誰でもすぐにステージに立てる! といったような

うたい文句で人を呼び寄せて、発表会やイベントのてんこ盛りで

辞めさせないように囲い込みをしている感じがいたします。

 

でも、これをお読みになられていらっしゃる

本当にキチンと弾けるようになってもらいたい!

とお考えの方はそのようなことは望んでいらっしゃらないと思います。

 

普段のレッスンの積み重ね

これがいかに大切か ですよね?

 

 

その先に弾けることの喜び、楽しさ、

そこに至るまでのプロセス。

 

中々うまく弾けなくて悔しい思いをした

こういう経験の積み重ねが人間を成長させると思うんですよね。

 

どうですか? みなさん。

どうお考えですか?

 

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カテゴリー:① 子供のレッスン, 小学生のレッスン, 幼児のレッスン タグ:
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