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あざみ野のピアノ教室

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幼児をお持ちのお母さまぜひご覧ください。年齢に応じた家庭でのピアノ練習方法  ~幼児編~

 

こちらの記事は以前に書いたものですが、

何年たった今でも

全国から物凄い数の反響をいただき

連日すごい数のアクセスをいただいております。

ありがとうございます。

 

 

反響のすごかった記事を

今後リライトしていきますので、どうぞご参考にしていただけると幸いです。

 

 

 

 

ソニーエンジェルの写真

 

 

ご家庭での練習方法をどのようにしたらよいのか、

お母さま方も悩むところですね?



年齢別のご家庭での練習方法をシリーズでお伝えしていきます。 




柴田音楽教室では幼児からの入門がダントツ1位。

次に多いのが小学1,2年生のはじめての入門です。




●●●レッスンの流れとしましては


① レッスンノートにシールを貼ります。

② カバンからテキストを出します。

(自分で出すように促していますが、

シールを貼る→カバンからテキストを出す→

という作業が年少児・年中児ですと時間がかかってしまい

レッスン時間がとてももったいないので

私が出したり手伝ったりすることも

しばしばありますが、

年長児は小学生に向けて自立させていくために自分で出すように促しています



③指のトレーニング
手の形は時間をかけて作っていきますが個人差があり、

最初からフォームがいいお子さんと時間をかけて作っていく必要があるお子さんとに分かれます。



④ ソルフェージュと譜読みを兼ねた教材を使ったレッスン

 

ちなみにソルフェージュとは 
業界用語、音大用語なのでわかりやすく説明いたしますと

 

(楽譜を読んだだけで音程が頭の中で鳴り、

それを声に出して歌として歌える能力のことを言います)

 


この短いトレーニングが後々

 

【音符が読める、楽譜を見て弾くことが出来る】

という基礎を作りあげます。



⑤ 曲集のレッスン 


弾くことにウエイトを置いたレッスンですが、

年少・年中児は一つのことに集中している時間がまだまだどうしても短くなります。


何度も繰り返しうながしていくのも

そのお子さんの集中度合いを見ながらやっていきます。

 


日によって集中できる時とそうでない時がありますので、

その様子をよく観察しながら集中力が途切れたと思ったら、

ドリルをやらせたり、音感トレーニングを行ったりします。

 


そうすることによって、

それぞれの項目にスイッチが入って集中できるようになるわけです。



1分や3分などごく短い時間の瞬時の強い集中力で 

【できた!】という小さな喜びの積み重ねをどんどん増やしていきます。



年長児さんになりますと徐々に一つのことに集中できる時間が長くなっていきますので、

【弾く】ことへの時間を長くとっていくようにしています。




幼児と一口にいっても年少児・年中児・年長児によって大きく異なりますので、

年齢別のご家庭でのお子さまへの接し方や練習方法をお伝えしたいと思います。

 



また男の子と女の子の差や性格によって大きく異なりますので、

レッスン開始時期が早ければ早いほどいいということはありません。




●年少児さんでもきちんとごあいさつができる、

●黙って先生のお話を聞くことができる、

●言われたことを行動に移すことができる、

●ひらがなが読める、

●話していることの意味が理解できる、

●レッスン室と待合室でお母さまと離れてレッスンができる。

●ピアノのレッスンに興味を持っていること

これが一番大切になります。

 


これらのことができて、

ご家庭で音楽を流している環境にあり

すでに鍵盤に興味を持っていて

5本の指を動かすことが出来るお子さまでしたらレッスンができるようになります。

 


これは生まれ持った性格もありますし、

ご家庭でのお母さまの躾がいいお子さんは

その後のレッスンもうまく継続していくことができます。



 お母さまから離れられない、

あいさつや先生との会話のやりとりがまだできない、

鍵盤にさわろうとしない、

指をバラバラに動かすことができない、

10分も一つのことに集中していられないというような状況でしたら

個人レッスンでピアノやその他の楽器のレッスンを開始するのは

お子さま本人にとってまだ早すぎる・興味を持っていないということなのです。

 

弾くことに興味を持たないままピアノレッスンを始めてしまうと

お金も時間も大変無駄になり、親子ともども先生とも大変気まずくなります。

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ピアノを習わせようかとお考えのお母さま方の中には、

お子さまが興味をもっているかどうかも怪しいのに、

3,4歳からはじめないと音感が身に付かないとか、

遅いとか思っていらっしゃる方も多いようですがそんなことはありません。



こちらのブログでも再三伝えておりますが、

ピアノはもちろんどんな習い事でもお子さま自身が興味を持って習いたいと思わない限り、

絶対にうまくいかずに失敗します。

 



どうしても音楽をやらせたいとお思いでしたら、

①まずは集団でのリトミックのレッスンを受けてみる

②ご家庭でいつも音楽を流す環境を自然に作る

③お母さまがピアノを弾いて楽しんでみるなどして

まずはお子さまへの音楽の興味づけをなさることがまずは大切ですね。

 


それでも興味がわかないようでしたら

音楽以外の別の興味があることをやらせてあげて伸ばした方がずっとうまくいきます。

 


また、同じ年少児でも3歳になって間もないお子さまと4歳では大きく異なります。



では上記のことができて本人にピアノに興味がある場合には、

レッスンに加えてご家庭でお母さまがどのように接していくと

今後レッスンを継続していくのにうまくいくのでしょうか?


それぞれの教室でいろいろな導入の仕方があると思います。

 


先生の意向によって導入テキストを決めている場合がほとんどですが、

中には「何となく、他の先生が使っているからこの教材で」

という先生も少なくありません。

 

 


(実はこれが後々、

長くレッスンを続けて家でも練習しているのになかなか進まないと

いう事態も招いく原因の一つでもあります)



どうしてこの教材を使うのか、

そしてそれをレッスンにどう生かしていくか、

このくらいの年齢の子供ならこのくらいのことができるなど、

個人差もありますが指導マニュアルに全面的に頼るよりも

指導経験と勘を働かせて教材を有効利用していきます。



お子さまの性格も大きく作用しますが、

本人のやる気と家庭での練習時間・練習方法で

小学生になって大きく飛躍することもありますので、

こういう場合は時間をかけて気長にやっていきましょう。




柴田音楽教室では 年少児には視覚と聴覚で導入できる

音源つきのテキストでまずは鍵盤に楽しく触れる、

音符だけではなく休符も感じて弾けるようなテキストを使って

最初から真ん中のドの音を認識させます。

 


同時に ト音記号での譜読みの仕方に慣れていくように

キチンと楽譜を見てドレミでうたいながら弾くことを励行していきます。

 


こうすることによって最初から『楽譜を目で見て弾くのだ』

ということがお子さま自身にも認識することができ、

ソルフェージュ力(楽譜をパッと見ただけで頭の中で音が鳴るしくみ)

も同時に身についていきます。

 


両手で弾けるようになる前に、

サブテキストでは右手でも左手でも同じことが弾けるように

トレーニングしていきます。


こうすることによって脳のバランス感覚を養っていき、

左手の苦手意識を最初からないものにしていきます。



そうしてお子さま自身の半年もしくは1年の一歩一歩の成長をみて、

頃合いのいいところで両手奏で弾けるようになれる通常使っているメインテキスト

(年中児以上のお子さまは最初からこちらのテキストを使ってほとんどののお子さまは1か月程で両手でピアノが弾けることになります)



あまりにもゆるふわな、お遊び的なレッスンで導入してしまいますと、

年中児や年長児になってもそのままのお遊び感覚的なレッスンの延長になってしまったり、

お子さま本人も楽しいけれど遊びの延長だとすぐに認識してしまいます。


ドレミ・ドレミファソが弾けて読めるようになったら同時に音感クイズ

(いわゆる聴音ですね)をリズムを流しながら
(このリズムを流しながら、というのがポイントです。)

 


「ドミソ~、はい、なんて弾きましたか~?」

で音符をドリルに書いてもらうのはもう少し後で、

スピード感をもって弾いた音を聴きとって素早いレスポンスで歌いながら弾いてもらいます。



年中児では私が数多く見てきた経験でいえることは、

生まれ月よりも性格が大きく作用します。

 


好奇心が旺盛だったり、

負けず嫌いな部分があったり、

そしてすでにピアノを弾くことに興味を持っていればレッスンは開始できます。

 


レッスンで額をくっつけるように手とり足とり教えていますが、

頑張り屋さんのお子さんほど、

やればすぐにできるものだと思いこんでいるため、

ちょっとうまくできないと泣いてしまったりすることもあるんですね。

 



そんな時私は「ピアノってね、本当はすぐにできるものじゃないのよ~。
算数みたいに1+1=2 じゃないからね。 


だからね弾けないところだけを何回も何回も練習するんだよ。

だからこうして本にいっぱいシール貼ってるんだよ。

○○ちゃんに見てほしいからだよ。

 


先生だってうまく弾けなくてイライラすることだってあるよ。 

そんな時はね、ゴハンを作りながらうまい人のCDを聴いて、

自分もこうなる~~~!って思うんだよ。」

これを繰り返し伝えます。  

 


年長児はホントにしっかりしているお子さんが多いですね。



子供の半年・1年というのはすごく大きくて、

半年前にはできなかったことができるようになったり、

理解力のスピードも年中児よりも早くなります。

 



ご家庭での練習方法

① 毎日、時間をきめて5~10分と

短い時間から毎日ピアノに触れる習慣をつけてあげてください。


年少児さんはCD音源をも使った 

【視覚・聴覚/感覚】を養うテキストも使い、

レッスンで行なって出来た曲も 
何度も何度もくりかえしてリズムやテンポ感などをつかんで行きます。

 


おウチでもCDを何度もかけて繰り返し行うことによって【

できた!たのしい!】 ということを体感していただきます。


それと同時にはじめから音符読みや鍵盤との位置づけを繰り返し行っていきます。

 



特に年少・年中児さんはこの【くりかえし】という作業がとても楽しくて、

そしてできるように身についていくのです。

 



お子さまがお気に入りのDVDを何度も何度も観ますよね? 
そして面白いことを 何度も何度もやりたがりますよね?

正にあれと同じなんですよ。



週に何回かしかピアノの蓋を開けない、

練習がまるで「やっつけ仕事」のようになっているようでは楽しくありませんし、

上達どころかレッスンに来て毎回つっかえながら弾いているだけになってしまいます。

 


このループに陥ってしまうと、小学生になってもず~~っとこのままです。

 


小学生になっても何年習っても弾けるようにならない、

というのは実は練習時間が足らない、

おウチでピアノに触れる時間が極度に少ないからなのです。




② レッスンノートにはレッスンで何を行ったか、

宿題は何かが書かれてありますので

必ず目を通してくださいね。

 


注意すべきこと、ほめることなど

赤ペンで記してありますので、そちらにも目を通していただければと思います。


特に気になることや注意すべきことがない場合には

赤ペンで記載しないこともあります。



③ 幼児のうちはご家庭での練習には付き添ってあげて下さい。


レッスンでどんなにうまくできても、

できなくても先生が弾いてあげてもお母さまの愛情が一番なんです!
  お母さんに聴いてもらいたい時期ですから。 


 これができていないと後々、弾けない→練習しない→ピアノが好きではない。 
 この構図ができてしまうことがあります。


もし、お仕事などでそれが不可能でしたら、

小学生になって自分から練習できるようになってから

習い始めた方がずっといい結果が出せます。

 


なかなかうまく弾けなくても叱らず、気長に考えてあげて下さい。


そしてじょうずに弾けた時や自分から練習が出来るようになった時、

たくさん褒めてあげて下さいね。

 


  すぐにできるお子さんと、

時間をかけてじっくりやればできるお子さんのタイプがあります。



④ おウチの中でプチ発表会の機会を設ける。


お父さま、おじいちゃま、おばあちゃま、お友達の前で

レッスンで弾けた曲をどんどん披露する機会を作っていただければと思います。

 


そのために当教室では合格スタンプをもらった曲も何度も弾いてもらっています。

 


こうすることによって、

今習っている曲を練習するのでいっぱいいっぱいではなくて、

『習えば習うほど弾ける曲がどんどん増えていく』ことになるわけです。 


⑤ お子さまの演奏をじっくり聴いてあげて下さいね。
聴いているふりや聴き流しているようではお子さまにも伝わっています。
そしてがんばってひけたことをう~~んとほめてあげて下さいね。



⑥ うまく弾けないと癇癪をおこしたり、泣いたりすることがあります。

 


お母さんはこの時どうしたらよいのか迷ってしまうと思いますが、

「弾けなくて悔しくて泣く」ということは伸びる可能性があるお子さんなのです。 

オリンピックの選手を見ればわかりますね!

 


それとは逆に弾けないから全く練習をしない、

放置となるとこの放置ぐせがこの先小学生になってもずっと続きます。

(学校のお勉強も同じです)


レッスンではできるまでじっくりじっくりやっていきますし、

 

こういう場合どのように練習するとよいのかもお伝えしていきます。

 


どうしても泣くことが続くのであれば、

月単位でしばらくレッスンをお休みしてみることもいいかと思います。




⑧ 体調が悪い時、疲れている時は練習を無理強いしなくてもいいのです。
  大人だって同じだと思いませんか?




⑨ 本人が興味を持たないのに、無理やりやらせたり習わせようとしてはいけません。


大人だって好きじゃないことはわざわざやらないでしょう? 

興味がないことは吸収しないのです。

 

【やっていれば弾けるようになる】なんていうのは大きな間違いです。
お子さま本人のストレスは相当なものですよ。 

 

これに気が付いていない親御さんがとても多いのに驚きます。



【好きでもない人と親の意思で無理やり結婚させられた自分】を想像できるでしょうか?

この喩えが一番わかりやすいかと思います。



 
ピアノはご家庭での練習がとても大切で、

毎日コツコツと練習を積み重ねてはじめて上達していくものです。

 


年齢に関係なくどれだけたくさんの時間ピアノと向き合っているか、

または時間効率でどれだけ集中して効果的な練習ができているかで

その後小学生になっても大きく影響していきます。



これは学校の勉強にも全く同じことが言えますね。

幼児の半年の成長は目に見えないようなことでも実はとても大きいのです。
そして幼児はいつまでも幼児ではありません。 




あまりにもお遊び的なゆるいレッスン、

優しすぎるレッスンを繰り返していくと

先生は優しいから練習しなくてもレッスンに行くことが楽しいからいいんだ。 

お子さまはそいういものだと認識してしまいます。

 


度合いや接し方にもよりますが、

これを繰り返していくと小学生になった時にも

いつまでもゆるすぎる雰囲気になってしまい失敗してしまいかねません。

 



小学生になるための準備とでもいいましょうか。

徐々に自立していけるように手助けをしてあげるように

レッスンでもそれぞれの項目を進めていきます。

 


次回は 小学校低学年の家庭練習 の方法です!

下の動画をご覧ください。 幼稚園年中さん、5歳の演奏です。
柴田音楽教室でプレピアノコースから入門されてピアノレッスン歴は2年弱になります。

 

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2022年2月現在、この動画のお子さんは

小学校6年生です(#^.^#)


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年少児さんのプレピアノコース はじめてのピアノレッスンのレッスン風景がご覧になれます。

 

4才年小さんの始まったばかりのレッスン風景



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