- 2015.02.22
- 手の形を直していくには・・・?
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【ピアノを弾く時に手の形を正しく作っていきながら弾くにはどうしたらよいのでしょう?】
というご質問をいただきました。入門時のお子様を1から育てていくことが多いのですが、手の大きさそのよりも
① 「元々関節がやわらかい」② 「いつもツメが伸びた状態、もしくはレッスンの当日や前日に切っているので毎日ピアノを練習している時には、常にツメが伸びている状態なのでいつの間にか ”常に指の腹”で弾いている」
①の 元々関節がやわらかい場合には時間をかけて毎回のレッスンで言葉がけをしてあげて直してあげることを励行しています。
それに加えて初歩の段階では、レッスン時に下から指を添えて矯正してあげています。②の場合、たまたま切っていなかった場合は仕方がない時もありますが、初歩の段階から毎回のレッスンで矯正していき時間をかけていくしかないと思います。
あとはおウチでも自分で意識して、気をつけて弾くように指導していきますね。
初歩からの段階でこれらを放置していると直していくには相当の時間がかかります。
ひどい場合には鍵盤につかまっているような状態で弾き続けているパターンもいくつか見られます。これは
【グループレッスンなどで一度に大勢のレッスンをしている場合、手の形を一人一人矯正していく時間が取れない】【やさしすぎる指導で、手の形をあまり言わない教師】にも見られることがあります。
よく聞くお話が「昔の厳しい先生は手の形が悪いと、上からバ~ンと叩かれた」とか!?
この話を聞いてびっくりしました。
私は子供の頃、そんなことは1度もされたことがありませんし、そんな光景を1度も見たことも聞いたこともないからです。それじゃあ ピアノを弾くとか音楽の楽しさよりも恐怖感の方が先に立ってしまいませんか?
いつの時代だって子供は子供。 子供の心理は変わりません。
当教室ではレッスン開始前に全員に行なっているトレーニングがあります。
ここで生徒さんの演奏動画をご紹介しますね。
小学校1年生の女の子です。
とてもハキハキした利発的なお子さまです。
昨年春、お引っ越しでこちらにいらっしゃり都筑区の港北ニュータウンから地下鉄に乗って毎週通ってきて下さいます。
お母さま、ありがとうございます。。。以前はグループレッスンの幼児のコースに通っていました。
当教室に入門されてきて譜読み、手の形を徹底しましたことと、とにかくピアノが大好きで、宿題にしていないこともどんどんやってくるので、ものすごく進みが早いのです!
通常の楽曲練習の他にメロディアレンジのレッスンも同時進行で行なっています。手の形にぜひご注目ください!
ハノン16番続いて今レッスンで行なっている楽曲で、もうすぐ仕上がりに近い バッハ 【6つの小プレリュード】
レッスン中または時間外には留守番電話にお名前と体験レッスンご希望のメッセージをお願いいたします。
後ほどこちらからご連絡させていただきます。あざみ野 たまプラーザの柴田音楽教室045-913-8946タップされますとお電話がかけられます。
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