【ピアノレッスン】がんばっても上手くいかない時は・・・・
【がんばっても上手くいかない時】![]()
がんばって練習しているのにうまくいかない、うまく弾けない時がありますよね?
それは年齢やどれくらいピアノを習っているか
または弾いているかの年数と関係なく誰にでもよくあることなんです。
いわゆる 【スランプ】というものなのですが、
意外に 練習の仕方が間違っているパターンも多いのですよ。
大体が すぐに両手で練習してしまうパターンが多いです。
かたてずつを1回か2回弾いて、すぐに両手で練習してしまうパターンです。
曲の難易度にもよりますが、最低でも 片手づつを5回は弾いて、
そして両手をすべて一気に弾いてしまうのではなく、
一段づつ とかむずかしいところは2小節づつ とかパーツに分けて練習するといいのです。
それを口頭でお話してもお家でどのようにやっているかは
次のレッスンで見るとすぐにわかってしまいます。
わからない時は具体的に楽譜に大きな文字で
かたてづつ5回とか10回とか、
あとはここの箇所はむずかしいので
何度も(具体的に数字を書きます)
その部分だけ練習する とか。
弾けると嬉しくなるのでつい次の部分も予習したくなりますね。
そんな時、生徒さんの顔はとてもうれしそうです。![]()
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そしてもう一つ、、大切なこと。
今練習している曲だけ練習して、ついこの間合格した曲がもう、弾けない。
ということになっていませんか?
今習っている曲が練習しても上手く弾けない、
「もう自分はダメなのではないか」
そんな風に思えてきたら
過去に合格した曲も指鳴らしのつもりでまた弾くようにするのです。
そうすることによって自分はダメなのではなく、
弾けている人間と脳が認識して気力がアップしていき
「自分は弾けている、弾けている人間」と体ごと反応し、
それを積み重ねていき
「弾ける曲が他にもたくさんある」
そうやって自分の中の引き出しを増やしていくことによって、
徐々に今習っている曲も弾けるようになっていくんです。
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ピアノ習っているのに、な~んにも弾けないとか、
そんな謙遜をまるで自慢のように言う人がいるのですが、
自分を卑下していいことなんて何もありません!
とにかくたくさんの曲を弾くことが大切なんです。
曲を合格させることが目的なのではなくて、
たくさんのレパートリーを増やす、お友達に「何か弾いてよ」と言われた時に弾ける曲、
つまり引き出しをたくさん持つことが大切なんですね。
そうすることによって指ならしのつもりで弾くと
それだけ1曲をたくさんひくことになるので、
合格をめざしていた練習よりもさらに上手くなっていることになります。
これを知らない人が意外に多いんですよねぇ。
私はこれをあえて 遊び弾き といって
生徒さんの気持ちを楽にさせてあげようとしています。
練習が苦痛 なのではなくて 練習は遊び心をもってやるといいんですよ。
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もう一度1から自分の子を育てている という気持ちで毎日お子さんと接しています。
幼児・小学生はホント可愛いです。。。。
ストレートに感じたままものをいうので、毎日笑っています。
ですので どうぞご安心してお子様をおまかせくださいね。
柴田音楽教室
