ピアノを何年か習って音符が読めないのはなぜ?

ピアノを習っていても音符が読めない。
あなたのお子さんもその一人ではないでしょうか?
■ピアノを習うからにはキチンと音符、楽譜が読めるようになってほしい。
■ピアノにたくさん触れる、弾くことを中心にレッスンをしてほしい。
あなたもそのようにお考えかと思います。
さて、ピアノを習いはじめて数年たっているのに「イマイチ音符が読めていない」
「下から数えている」ということになっていませんか?
これはなぜでしょうか?
なぜこのような現象になってしまうのか?
その原因と今後の対策を長年ピアノ音楽レッスンに携わり多くの事例を見てきたピアノ講師の立場から考えていきます。
■音符(楽譜)がスムーズに読めないのは?
①習いはじめに音符がスムーズに読めるようなピアノ教本を使っていないから
②実はピアノ講師が入門・初心者のレッスンの仕方がわからない。
自分が子供の頃習ったやり方、教え方をそのまま現代でも行なっている。
はじめてピアノを習う幼児や子供または大人の方の指導のやり方がわからない。
経験の浅い講師もしくは時代に合っていない古い考え方の指導を行なっている。
③演奏ができても教えることが得意ではないピアノ講師に習っている
④アルバイト・パートの先生に習っているから指導力が適切ではない
⑤子供が特に習いたくないのに親の”強い意志で”習っているから頭と体が拒否反応
(好きじゃないことには機能が拒否反応を示すため覚えようとしない)
⑥グループレッスンで2年以上習っているから
(グループレッスンにいる以上は音符は読めないものと考えて下さい)
⑦大手音楽教室の個人レッスンや複数の教室展開を行なっている教室で習っている。
これは講師の当たりはずれがあります。
教え方の研修を行なっていないところが多く、先生に教材も教え方も全て任せていることが多いので時代に合ったピアノの教え方ができない講師も在籍していることがあります。
大手のネームバリューで生徒募集をしてくれているため、自分で開業して集めた生徒さんとは気合の入り方が違います。
⑧ピアノレッスンに通っているだけで自宅で音符読みドリルなどを行なっていない。
家でピアノや楽譜に触れている時間が少ない。
など上記の例が考えられます。
■前提としてこれからはじめてピアノを習う子供や大人の方は音符が読めなくて当たり前です。
ここでは
【音符単体で線で数えなくても読める、わかるということだけではなく楽譜として流れで読めること】を含めてお話をさせていただきます。
■幼児は「言葉を一つずつ覚えていくのと同じ感覚」で音符が読めるようになります。
但しはじめに習った先生の「指導力」と「対応力」「ケースバイケースで一人ひとりのタイプに対応できるか否か」で9割が決まります。
■習いはじめにどのようなピアノ教材を使ってどのように導いていくか、でピアノレッスン開始後でもスムーズに音譜読みができるか否かが決まることがほとんどです。
習いはじめの幼児でも3才、4才、5才、6才によって全くレッスンアプローチの仕方を変えていくことが大切ですし、生活環境や性格によっても理解度やスピードが異なります。
成長の段階で少しずつできること、理解できるスピードも上がっていきますのではじめはゆったりスピードの理解力でも構いません。
問題は
「ピアノを弾くことが楽しいと思えるかどうか」
「先生が好きかどうか」
これからのピアノレッスンはこれが一番大切になってきます。
■ではどのようにすればよいのか?
まずは習っている先生に相談することが一番大切です。
それでも解決しない場合は思い切って教室を変えることをお勧めします。
■どのような教え方をすればよいのか?
年齢に合ったなるべく大きな音符で書かれてある教材でレッスンをスタートすること。
音符を指さしながら楽譜を横へ横へ見ていく、音程を付けて声に出しながらドレミで歌いながら弾く訓練を毎回やることが大切です。
■転勤や引越しなど他の教室から移ってくる生徒さんの8割が楽譜がスムーズに読めていません!
これはレッスンの最初の段階ですぐにわかります。
中には「自分が楽譜がスムーズに読めていないことにすら気が付いていない」人も多くいます。
ですから当然、以前のピアノレッスンは楽しいと思って弾いていませんでしたし、おけいこ事だから取りあえず通っていたというのがわかります。
これがピアノレッスン開始から少しずつでもスムーズに音符が読めていたらどうでしょうか?
先生が変わることで以前の先生と教え方や接し方、言葉の使い方や使う教本が違うのですから最初は戸惑うことも多いかも知れません。
それでも数か月経つとだんだんと慣れていきます。
■何が原因でピアノを習って何年も経過しているのに音符が読めないのか?
これは講師自身が「旧態依然のピアノの教え方をしているから」なのです。
先生自身が自分が習ってきた昭和の時代の教え方をそのまま受け継いで教えている。
わかるように、弾けるようにではなく「自分がわかっているから相手もそうだという潜在意識で教えていたり」どのような教材でどのように導いていくかがわからない先生が多すぎるのです。
昭和の頃って先生が好きとか嫌いとか関係なく通っていたとか、多くなかったですか?
今の時代は家から近いからという理由だけでなく「自分に合ったレッスンをしてくれるかどうか」で選ぶべきだと思うのですよね。
それがスマホ全盛時代になってピアノ教室を探す基準が以前と大きく変わってきています。
ピアノ教室、音楽教室は病院のように急を要する施設ではないのでGoogle検索などで「地域名+ピアノ教室」などと検索を入れるといくつかの教室のWebサイトが表示されます。
ですからいくつかのピアノ教室のHPを比較することが大切です。
何となく流し見をするのではなく「何か良い気づき」やピンとくる雰囲気でしたら体験レッスンに行きましょう。
あとは対面した時の印象や直感を大切にすれば良いと思います。
ピアノレッスンでどんなことを大切にしているかということを先生に伝えることが大切。
体験レッスンで先生に質問をしてみるのも良いでしょう。
●柴田音楽教室は音符が読めない子を作りません。
よそで習っていて音符が読めていないと判断しましたら1から戻してスムーズに楽譜が読めるように教えていきます。
■幼児のお子さま、これから小学生になるお子さまの
音楽教室、ピアノ教室をお探しの方へ
〇習うからにはなるべくたくさんの曲が弾けるようになって欲しい
〇しっかり楽譜が読めるようになって欲しい
〇絶対音感を身につけさせたい
〇リズム感のある子に育ってほしい
〇クラシックばかりに偏らずに、大人になっても
すぐにいろんな曲が弾けるようにして欲しい
〇音楽の楽しさを知ってもらいたい
その他にもいろいろ思うことがあるかと思います。
否定語を並べた過去にありがちなクラシックの厳しいレッスンではなく、
「コーチング」を取り入れて
お子さまの ”自己肯定感を高める” 言葉の使い方をレッスンに取り入れています。
<体験レッスンのお申し込み>
体験レッスンのお申し込みは お電話もしくは子供のピアノレッスンページから空曜日・空き時間カレンダーにて承ります。
柴田音楽教室の体験レッスンは 納得がいくまで複数回受けることができます。
(^_-)-☆ 子供が緊張して何が何だかよくわからない・・・
(-_-;) 時間が足りなくて先生とじっくりお話ができなかった。
このようなことがないように、体験レッスンでお会いする前に
お電話で講師とじっくりお話ができるのでとても
安心していらしていただけます。
■柴田音楽教室 幼児&こどものピアノレッスン
⇒たまプラーザ&あざみ野の柴田音楽教室 子供のピアノレッスンページはこちら
レッスン中、その他では留守番電話に切り替わることがございます。
メッセージの後に
お子さまのお名前とご年齢、お電話番号をお願いいたします。
後ほどこちらからご連絡させていただきます。
■この記事を書いた人
柴田里枝子⇒柴田里枝子のプロフィール