- 2022.05.06
- ピアノを習い始める「適齢期」とはいつなのでしょうか?
-
新学期が始まり新しいクラスでの学校生活
進学して新たな学校生活にはもう慣れましたか?
新しいことを始めるにあたって注意したいのが
幼稚園や学校で新たな環境に対応するまでお子さんはそれなりにストレスを抱えたり
気疲れすることもありますのでそれらが少し落ち着いてから
おけいこ事を始めるのも良いと思います。たとえば新学期が始まりGWが終わって楽しい家族とのイベントが終わった後など。
以前からピアノを習いたいと考えていた人でも
新学期に合わせてならいはじめる人もいたり、
学校生活が落ち着いてから始める人もいたり。
夏休みはじっくり遊んで秋・冬から新しいことを始める人もいます。
季節というよりも「その人の生活の背景にどういうことがあるかということの方が
関係している」ことが多々あります。
それとお子さんの年齢です。
ある人は年小さんの3,4歳からからピアノをはじめて
コツコツとうまくいきます。
それはその年齢でもお子さんが鍵盤楽器に興味を示しただけではなく
「お勉強する、習う」という心構えができていたから。なのです。
3歳、4歳の年小児の段階でも年中児の4歳でも
1対1で先生といっしょにお勉強するという心構えになっていればレッスンがうまくいきます。
幼稚園年長児や小学生になれば何らかのきっかけで
ピアノを習いたいと自分の意思が出てきます。それは学校での音楽の授業がキッカケだったりまわりのお友達がすでに習っていて
何かの曲をスラスラ弾けていてうらやましいなあ
と思ったこと、
今でしたらストリートピアノを見て「自分もあんなふうになりたい」と
思ったり、YouTubeの動画を見て刺激を受けたり。
お子さんの年齢がいくつでも習いたいと思った時が
「適齢期」なのではないでしょうか?基本をスピーディにマスターする。
これはとても大事なことでふんわりゆるりとやっていてはダメなんですね。
有名な曲が弾けるようになるには何年かかかります。
ピアノを習うということはコツコツと練習を積み重ねていくということの繰り返し
なかなかうまく弾けない時も時間をかけて
それを頑張って乗り越えていくということが身につきます。本日のレッスン動画は3歳年小児からピアノを習い続けて
ただいま小学3年生の女の子です。
ピアノが大好きみたいでレッスンにもキチンと集中し、
レッスンでお話したことを忠実に守ろうとする姿勢は見習いたいものですね。
彼女は2歳くらいの時から知っているのですが
レッスンでは「敬語」を使えるのですよ。
小学生にしてこれはすごいことです。
「礼に始まり礼に終わる」
ずっと知っている仲でもこれを自ら知っているのです。
こういうお子さんは何をやっても何を習っても結果を出せるでしょう。
感心しています。
エリーゼのためにの途中経過です。
表現力をつけていくには 心でピアノを弾くことが大切なんです。
指から音を出すのではなく 心から音を出す。
この意味は高学年以上にならないとなかなか伝わりにくいですね。
カテゴリー:azamino-pianoresson