- 2013.04.21
- レパートリーをたくさん増やしましょう!
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土曜日曜と春の入り口のような寒さに戻ってしまいましたね。
お子様たちの体調は大丈夫でしょうか?明日からまた春の暖かさが戻ってくるということですが、こんな時は薄着は禁物ですよ~。
私は今更冬物を着るのも嫌なので、こんな日は冬の間に買い置きをしておいた使い捨てカイロを腰に貼って出かけました。
身体が温まりますよ~。あいにくの雨の中、銀座の山野楽器に大人の生徒さんの新しいレッスンのネタと新たに入会される生徒さんや進級される生徒さんのために5キロ以上も楽譜を仕入れに行って参りました。
同時に塩谷哲さんの新しいアルバム発売記念のミニライブ&サイン会が7Fのイベントスペースで行われ、30分のステージでしたが堪能させていただきました。
新しいアルバムはアローオブタイム
6曲目に入っている「エントロビー」というレゲエ調の曲のピアノの部分だけを演奏して下さり、 それはキレイなバラードでした。
「なるほどー、そうなっているのかー」 「バラードに全く違うリズムを乗せてみるアレンジも面白いかも」と。
「ピアノの部分だけ切り取って聴いてみましょう」的な(なんだか聴音を連想させますね、ベースだけ音採ってとか)ウチの教室はエレクトーンもあるのでこれはリズムで遊べる!
と、新たな発見がありました。そういえば幼児の生徒さんでレッスン内でドリルをやる時、ちょっとおしゃべりが止まらなかったり、ダラダラしちゃうお子さんの時にいろんなリズムを鳴らすんですよ。
そうするとあれよあれよという間にドリル進みますよ。ピアノの生徒さんにも既存のテキストをただこなすだけでなくて、レッスン内でいろいろなリズムを耳にして体感してもらうこと、これってとても大切ですしね。
あとはアンサンブル力ですね。
これを初期の頃から経験することで 人を合わせる、他の音を聴きながら演奏する力がつきます。さて今日は【何か弾いてと言われた時にサッと弾ける曲】 それはつまりレパートリー曲を増やそう!
ということのお話をさせていただきたいと思います。ステップ1ではていねいに少しずつ、少しずつ技術をあげていくことが大切なのですが、もうすぐステップ2に差し掛かろうとする時、ステップ2に入ってもスムーズに進んで行くことが出来るために、すべての生徒さんに一度合格した曲も何度も弾いてもらっています。
そしてステップ2でもステップ3でもそのやり方を続けて行きます。
こうすることによって自信を持って弾ける曲がたくさん増えていき、曲を合格するためだけのレッスンにならないように心がけているのですね。
おかげで子供達は「やっとひけた」 から 「自信を持って弾けた」という経験を積み重ねていきます。
半年前は上手く弾けない~
と泣いていたMちゃんもHちゃんもだんだんと自信がついてきました。
その他にも「がんばって練習して、やっとマルをもらえた」 そこで終わらせずに、「こないだ合格した曲、また聴かせてもらえるかな?」 の一言で子供達は喜んで弾いています。
子供達の顔がみるみるうちに自信に充ち溢れていきますね。
こういうことの小さな一つ一つの積み重ねが何事にも努力をした結果が実を結ぶ という体験を通して子供達も成長していきます。
それで、ほめられると嬉しいというか子供達は照れていますよ。
以前に弾いた曲も、抜き打ち的にレッスンで弾いてもらうことでいつのまにか確実にレパートリーが増えていきます。
そして何か弾いて、と言われた時に 猫ふんじゃったやブルグミュラーのアラベスクだけじゃなくてお友達と差をつけちゃいましょう!
(いつの時代もみんな学校で競って 猫ふんじゃったとアラベスク弾いてるもんな~) (笑)ちなみに今日も山野楽器さんの6Fピアノフロアでいろんな曲弾き倒している小2くらいの女の子がいました~。