- 2010.11.17
- 負けず嫌いのお子さんは伸びます!
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教室ではレッスン室に空気清浄機を設け、一人の生徒さんのレッスンごとに鍵盤をクリーニングすることを徹底しています。
ですがこれが100パーセントの予防につながるとは言い切れませんので
「咳が出るときや予防のためにマスクの着用、きれいな手でレッスンに臨むこと、
またツメは常に短く切っておくことを徹底しましょう」
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負けず嫌いのお子さんは伸びる! ですが・学校や幼稚園などでお友達同士競うこと
どこの教室で習っていても、○○さんがこんなに上手に弾けるのだったら、
私だって、僕だって負けていられない! 自分もそれ以上にうまくなりたい!
・兄弟や姉妹で習っている場合。
妹や弟に負けたくない! また お姉ちゃんやお兄ちゃんに負けたくない!こう思って日々レッスンに臨んでいる生徒さんは間違いなく伸びていますね!
それとは逆に
・あまり興味がないのに何となく習わされている
・習っているという事実に満足しているだけで、あまり練習をしない
別に上手にならなくても平気
こういう生徒さんはレッスン開始から1年も経たない頃から差がついてきます。
もちろん、音楽とか芸術の部門は進度ばかりを急ぐことだけではなく、
レベルに応じて表現力や感性の部分も必要になってきます。
私は特に初期のレッスンで
「次の曲を練習している段階でも前に合格した曲を抜き打ち的に弾かせる」
ということを励行しています。
こうすることで合格スタンプをもらうことの付け焼刃的なレッスンではなく、
基礎力という太い柱を作っていくのです。
音符という一つの個体ではなく、楽譜全体を読み取れる力。
暗譜することばかりを強要されるクセがつくと、
キチンと楽譜を読み取るということが身に付かなくなります。
子供は大人よりも感覚的に覚える能力が高いので「暗譜、暗譜」とせかさなくてもたくさん練習することによって自然と暗譜できるものなのです。
暗譜できないのは「練習不足か周囲からのプレッシャーで脳が硬直している状態」のどちらかなのです。
初期のうちから正しいての形を作り上げていくこと。
これは年齢に関係なく最初から手のフォームがよい生徒さんもいますが、
レッスンのたびに毎回言い続けることで徐々に見違えるほど良くなっていくことが多いのです。
(これはあくまでも本人が正しい手のフォームに治そうという気持ちがある場合ですが・・・)
上手くなろうとする本人の気持ち実はこれが一番大切なのです!