- 2015.06.17
- ピアノは好きだったら辞めない。細く長く続けることが大切。
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ピアノレッスンをはじめて数年経つと、
人によっては(ここでは子供も大人も含めたお話です)
練習に行き詰ってしまったり、目に見えた上達が見られなかったりすることもあるかと思います。でも、そこで辞めてしまったら終わりなんです。
目に見えた上達が見られない場合にでも、
私から見るとものすごく目に見えた進歩がみられていることの方が多いからです。大人の方で 【子供の頃にピアノを習っていたけれど今は全然弾けない】
という声を時々耳にすることがあります。ピアノを始めたきっかけは何ですか?
そこが 自分発だったのか、親御さんの意思だったのかがとても大きい。
親御さんの意思だった場合、本人があまり好きではない確率も高いのです。
でも、自分発だったら・・・・・?
①練習が嫌になっちゃって。
②受験で忙しくなってしまって(中学受験または高校受験または大学受験によっても異なります)
①の場合、先生との相性はどうでしたか?
先生が好きだとレッスンに行くのも楽しみになりますよね。
これって実はとても大事なことなんです。
好きじゃない人のアドバイスだと聞き入れることも信じることも難しいですからね。それとどこをどんなふうに練習すればよいのかを先生は具体的にアドバイスしてくれますか?
これが独学ではなしえない、レッスンを受けるという醍吾味だったりします。
最近では音楽教室が過剰にありすぎるせいか、よくありがちなのは
【ただ優しい、ただ居心地がいいだけで、どこがよくてどこが良くないのか。
どこをどうすればいいのかを具体的に示してくれない】具体的な弾き方などのアドバイスを受けた方が やはり伸びると思います。
それといろいろな音楽を聴いて本人がどれそれを ステキ! いい!
と思えるかどうかが大切なんですよ。
私なんぞは物心ついた頃から今に至るまでこの連続です。ピアノを習っていても(他の楽器にも同じことが言えますが)
まるでやっつけ仕事のように練習をするだけではいけなくて、
音楽を聴いて感動する心を持たないといけないと常日頃思っています。【いつかこういう曲が弾けるようになりたい】→【そのためには努力しよう】
これって子供の教育の本質だと思いませんか?
音楽だけじゃなくすべてにおいて言えることで、
何の努力もせずに物事を成し得るなんていうことはないと思うのです。子供でしたら学校の勉強が根底にありますし、大人だって同じだと思います。
②受験勉強で忙しくなってしまって
これはいつの時代も誰だって通り抜ける道だと思います。
でしたらギリギリまで頑張って受験前の半年もしくは
1年だけお休みしてみるのはアリだと思います。問題はその時点で 「どこまでのレベルに達したか」
ここが大切なんじゃないかと思います。
柴田音楽教室は中学受験をするお子さんが7割と言われる地域にあるのですが、
受験するお子さんは自分の力強い意志で中学受験をしますのでみんな合格しています!
そしてピアノもダラダラやらずにきちんと上達していきます。
ギリギリまで頑張ってもみんなソナチネレベルには到達しています。それは、勉強もピアノもスポーツも的を得た取得の仕方を本人が知っているから。だと思います。
だからこのうちどれをとっても時間を無駄にしていないのです。以上のことは高校受験でも大学受験でも時期がずれているだけで同じことが言えるでしょう。
問題は「小学校3,4年でバイエル程度で辞めてしまった」
申し訳ないのですが、こういう方はその方のお子さんも全く同じ状態になる確率が高いのです。
とても中途半端というか習った意味がほとんどないのと一緒です。
そしてなぜかピアノ教師やピアノレッスンにはいいイメージを持っていないことが多くて、そういう気持ちは必ずお子さんに伝わってしまいます。
それが同じ道をたどってしまうことになる原因の一つだったりします。
体験レッスンの時にお会いすると3秒でわかってしまいます。
それと何でも自分にダメだしをする癖がある自己肯定感の低い方は、
『一生懸命にダメになる方向に自分を持って行こう持って行こうと自分に言い聞かせている』
ようなものなんです。
言魂 思考は現実化する という言葉があります。
いつも心にプラスの波動を持ち続けましょう。
そうすることによってピアノレッスンもとても有意義なものになると思います。
仲良し姉妹 おもしろいギャグのようなめがねを持ってきてくれたので思わずパチリ (^_-)-☆
柴田音楽教室
カテゴリー:子供のピアノレッスン