ピアノレッスンで常に良い教材を求め続けて
柴田音楽教室がつねに心がけていることは
①古いタイプの昭和的なピアノレッスンにしないこと。
②ピアノを習う=音大受験予備軍だけを作るような
レッスンにしないこと。
③常に新しいこと、良いこと、オリジナルなことを
考えていち早くどこよりも先に教室に取り入れていること
主にこの3つです。
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ピアノレッスンにとって”良い教材とは?”
それは忙しい現代の子供たちを惹きつけてかつ基礎音楽力がしっかり作れる教材だと思います。
いかに効率よく早く楽譜が読めるようになって
基礎をしっかり作り上げて
好きな曲が弾けるようになるために
道しるべを作ってあげるもの。
できるだけシンプルに
そして子供たちが夢中になって取り組めるもの。
ムダな遠回りをしないためにも
●この教材をこんな風にレッスンで使う
●なかなか弾けない時はあることを
レッスンに取り入れると別な次元でレッスンに集中できることもあります!
●年小・年中・年長さんそれぞれの
心の成長・時期に合わせたレッスンの展開のしかた
●常に先の成長のことを考えて組まれた
ひとりひとりのお子さんの特性に合わせた
レッスンの持って行き方
●ゆるふわ、幼稚すぎるレッスンにならないように
テンポよく1回のレッスンに色々な要素を取り入れる
●レッスンでは弾くことに重点を置きながら
今日集中できることにフォーカスを当てる
(集中することによって、できた!という達成感を味わうことができる)
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上記のことを常に考え抜いて
●何歳はこの教材をこんな風に使う
↓
●お子さまの状況を見ながら次のステップへ移りつつ
今の状況を観察する
↓
●これができたら次、これをやりつつ同時進行でこれをやる
お子さまたちは単純作業の繰り返しよりも
頭を使う作業が好きだったり
レッスンの中で短い項目を次々やらせて
それらが理解できる、定着するまで
何度も何度も行うととても喜びます。
使っていてシンプルで分かりやすく
すぐに両手で弾けるもの
同じシリーズ。同じ出版社のものを
ずっと継続していくことが良いピアノレッスンになるとは
限らないので、
●ひとりひとりのお子さんの性格、成長度合いにあわせて
「これができたら次はこの教材テキスト。
同時進行で進めていく」
●ト音記号とヘ音記号で迷ってわからなくならないために
順序良く、根気よく、テンポよく教えていく
●小学生になってお遊び的なピアノレッスンにならないように
常に知的好奇心と向上心を養うような教材を
常にストックしています。
具体的にどのような教材を使っているのかは
体験レッスンの時に目の前の一人一人の生徒さんの特性を見極めて
その人に合った適切な教材テキストをオーダーメイドで選んで差し上げています。
『このお子さんにはこの教材を使ってこのようにレッスンを進めていく』
保護者の方といっしょに教材を見ながら
ご説明しています。
導入期、つまり入門時にどんな教材をどのように活かして指導するか、
これによってそのお子さんがピアノを練習するのが好きか嫌いになるかの
大半が決まることが多いといっても過言ではありません。
指導者や保護者様の世代によってその後いろいろな導入教材がでてきたり、
昔からある西洋の教材やごく近年日本人ピアニストが考案した教材など
いろいろ研究してみましたが、
ほとんどが次のステップに移行するときどうするの?
と疑問に思うものだったり、
一見子供を弾きつけるけれどもおそらくここで大半の子どもはつまずくだろうな
と思うものだったり,
日本人の子供の感覚には合わないと思うものも少なくありませんでした。
結論としていたってシンプルにモノを考えればBESTなんだ!
ということになり、以来そちらを使用することで現在に至っています。
子供テキスト、大人のテキスト
それぞれの入門年齢や大人であれば世代別や何をどのくらい習いたいのかということをよくお聞きして選ぶわけですが、
この時 お話を伺ったり実際に体験レッスンなどでお会いして
瞬時にどういうタイプかを見極める
ということでその人にBESTなものを選んであげられるわけです。
教材に関してはかなり研究しましたし、
今でも現在進行形で常に新しいもの、既存のものを含めて
【これらをどのように教えていくか】
【どういうことを望んでいる生徒さんに最適なのか】
いつも目を光らせていますね。
加えてずっと同じシリーズで中上級のレベルまで行く必要もないですね。
この辺の見極めも大切だと思いますが、
個人差というのもでてきますからみんな同じというのもどうでしょうね。
中級から上級にかけてのチェルニーがありますが、
あれをキッチリやったところで多彩な音楽性は育たないように私は思います。
引っ越しなどで教室を移ってきた生徒さんで
以前にどんな教材を使っていたのか見させていただくのですが、
この中にチェルニーが混ざっていると当然のようにそのお子さんの目は半分死んでいて「また、ピアノ習わされるの?」ともいわんばかりの感じのお子さんが多いのです。
試験などでチェルニー30番程度とかチェルニーから1曲などと謳われている場合がありますが、それはレベルのめやすのことであって、
あちらをキッチリやる時間があるのならば、
クラシックの大曲をゆっくり時間をかけてやるほうが後々ずっと実になることが多いと思います。
ブライダルラウンジのコースの生徒さんともよくこの話をするのですが、
導入期の頃につまらない楽曲や練習曲ばかりの教材を使ってレッスンをしたら
幼児や小さいお子さんはもう、それだけで音楽やピアノが嫌いになり
練習も苦痛になってしまいます。
これがずっと後々の大人になっても思いとして残ってしまいます。
これらをお読みになって
「そうだ!私もそれで嫌になったんだ!
音楽とかピアノは好きでもやれされている曲がホントつまらなかった」
と思い出している方も多いかと思います。
指導経験が浅いとどうしても自分が使ってきた教材を
そっくりそのまま自分の生徒にも使ってしまう。
あるいは指導経験が長くてもずっと昔からの教材で相変わらずの指導をしてしまう。
日本人独特の 保守的といいますか、みんなコレを使っているからこれ というあの感じです。
それだから日本の音楽教育の根本がいつまでたっても変わらないんですね。
小学校でヘ音記号の読み方は教えていませんし、
小学校ですべての勉強の基礎を教えなければならないのに
あくまでも標準以下のことしか教えていないのです。
ですからピアノを習っているお子さんとそうでないお子さんとの差がありすぎなんです。
●ト音記号の正しい書き方
●音符の読み書き
それらやそれ以上はピアノ教室で習って下さいということなのです。
中学に至ってはもっとひどいです。
教科書は良くなっているのに、
その中身を公立は全くと言っていいほど教えていないところがほとんどです。
合唱指導だけというところがほとんど。
これまた音楽が好きで吹奏楽部に入っているお子さんだけが断然有利で、
ピアノ伴奏が出来るお子さんと指揮が出来るお子さんだけがスターになれる。
変声期を迎える男子はいつの時代も恥ずかしがって歌うのを嫌う子も多いのです。
今の時代だからこそいろいろな教材がありますし、
それをまず指導者が手にとってどのように教えるかを研究してみることが一番大切なんじゃないかと思うのです。
教材テキストの中身が同じでも表紙や譜面のレイアウト、
音符の大きさの違いによって子供が劇的に効率よく練習するかを考える必要があります。
譜読みに時間がかかるなど練習効率が悪いことによって
やがて練習も億劫になるということも大いにありますから。
大手の音楽教室でしたら何年かごとにテキストが改良され講師陣はそのたびに研修がありますし、特に新人講師は教材を使っての模擬レッスン
(講師同士で先生と生徒に見立てたレッスンのお芝居です)が行われますが、
個人のピアノ教室は先生によって使う教材や教え方が全く異なります。
ですからいかにそのお子さんに適した教材を使って有効的にレッスンをしていくかが
とても大切になります。
実際、人、子供を教えるということは
一人一人理解力のスピードも違う人を相手にするということですから、
マニュアルどおりになんて行きません。
たくさんの導入期のお子さんをみてきましたが、本当に一人一人違いますね。
【こういうタイプのお子さんはこういう風に接すると良いわ。
こんな言葉がけをすると上手く行くわ】
【ここでつまづかないように、ここでは慎重に進んで行くといい。
ここはあまり深く追求せずにあっさりと進むとよい】というのがわかります。
柴田音楽教室
レッスン中などは留守番電話に切り替わります。
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