- 2015.02.03
- 失敗しない音楽教室選び ピアノ教室選びとは
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ピアノなど音楽教室をさがしている方
どのように教室を選ぶといいのかお迷いの方が多いと思います。
たくさんありすぎて、何を基準にどう選べばいいのかわからない。
(選択肢がないのも困りますが、
首都圏や大都市のようにたくさんありすぎるのも考えものですよね)
そんな方々のためにお伝えしていきたいと思います。大手楽器店の場合
知名度で選ぶ方が多いかと思いますが、講師は毎日1か所に常駐しているとは限りません。
あなたが何らかの都合で今まで通っていた曜日に行けなくなった場合、
講師が別の人に代わってしまう可能性が高いと思われます。あなたが希望する曜日と時間とその曜日に常駐している講師の
空き時間で講師が決まることが多いです。
いい先生(あなたに合った先生)に巡り合えるかどうかは運次第ともいえるでしょう。病院で言えば 大学病院・総合病院の医師と同じです。
また、グループレッスンの場合、進級すると講師が変わる可能性もあります。
どんな先生に習うかは ”運” しだいです。
生徒様=お客様=楽器を購入してくれるお客様 という位置づけ でもあります。
年間のレッスン回数がどうしても少なめの傾向があります。
多店舗展開(チェーン化)しているスクール教室 複数の講師がいる教室
こちらも基本的には大手楽器店と同じしくみです。
講師は毎日1か所に常駐しているとは限りません。
あなたが何らかの都合で今まで通っていた曜日に行けなくなった場合、
講師が別の人に代わってしまう可能性が高いと思われます。あなたが希望する曜日と時間とその曜日に常駐している講師の
空き時間で講師が決まることが多いです。
いい先生(あなたに合った先生)に巡り合えるかどうかは運次第ともいえるでしょう。経営者が音楽と全く分野違いの場合もあり、単なる事業の一環のこともあります。
大手楽器店のような指導研修が行なわれていない場合もあります。
講師を選べるところもありますが、
スクール内で以前の講師に会うと気まずくなる可能性が高い。
また、講師の定着率がどのようになっているかはスクールによってまちまちなので
一概に何とも言えません。スクールによっては「上達したい、よりも 音楽をやっている満足感」や
いわゆる「ファッション感覚」で短期間習う人向けのところもあります。個人教室
HPを出していない所は要注意です。(パート・アルバイト・主婦感覚の人が多いです)
昭和の時代のように生徒募集を近所の口コミだけに頼っている可能性が高い。
また、このようなところはどんな人がどんな指導方針で行なっているかが全くの不透明。近いから、という理由だけで看板を見ていわゆる”飛び込み”で入門すると失敗しやすいです。
お子様の同級生のお母さん、友人知人で元々知っているから安心、
という安易な考えでその人を先生にしないこと。これ、鉄則です。
必ず何かしら気まずくなります。
キチンとHPを出して、
どんな人がやっているのかが明確なところはあなたにあっていればよいでしょう。口コミも大切ですが、よその人がいいといっているからあなたに合っている、
いいかどうかはわかりません。
必ずあなたの目で確かめてみることがよいでしょう。あなたがどういったことを求めているのか、これをまず明確にすることです。
ただ習えればいいのか、楽しければいいのか、きちんと上達したいのか。
どこまで求めているか。大人の教室と大々と謳っている個人教室に子供のレッスンでお問い合わせしないことです。
大人の教室は先生の意向で大人だけを対象としているわけですから、
場合によってはスパム行為になってしまいます。HPの中身をよく読みましょう。
ステップと値段しか書いていない。
先生の名前と経歴しか書いていない。
これでは機械やカタログと一緒です。
人間味が全く感じられません。あとは勘です。直感です。
あなたがそこから何を感じ取るか。
人間ですから合う合わないは必ずあるかと思います。電話でお問い合わせをすると何かがわかると思います。
(個人教室以外は担当講師が電話に出ることはありえませんが)幼稚園や保育園の延長のようなお遊び的な要素が強いところは、
お子様のタイプによっては進度や取得能力、
音楽を徐々に深めていくのには場合によっては幼稚すぎることもあります。お子様の微妙な成長を機敏にキャッチできる講師かどうかは
やはり講師の経験とセンスに関わってくるかと思います。レッスン回数が少なめ=安い となっているところもありますが、
これは内容量の少ないサプリメントのようなもの。レッスンにたくさん通うことで先生から受ける言葉、必ず得る物があります。
お子様は毎週通う という学習としてのスタンスが大切です。大人の場合はその方のライフスタイルによってまちまちです。
緊急を要する病院ではないのである程度は時間をかけてじっくり熟読することをおすすめします。
幼稚園や学校を選ぶ時、単に値段やアクセスだけでは選ばないと思います。
それと全く一緒だと思います。クラシックのみを扱っている教室なのか それ以外のジャンルも扱っているのか
年齢も幼児から扱っているのか それも何歳児からなのか 小学生対象なのか
現時点ですでに音楽教室に通っている場合
不安なことは今習っている先生に相談しましょう。
掲示板などで情報を得るのも一つの手かもしれませんが、
人によってお考えが異なる場合もありますし、
一般の方が答えている掲示板などではその方のお考えをお伝えしている場合もあり偏っていることもあります。また、これは一つの傾向ですが一般論として、
現在の先生ところでレッスンが上手くいっている場合、
そういった掲示板やサイトはわざわざ検索を入れて読まないでしょう。上手くいっていない人がうさばらしで書き込んだり、
解答していることも多いので気分を害することも少なくありません。お子様が習いたいといっているかどうか
まず一番大切なことは これだと思います。こちらのサイトで幾度となくこれをお伝えしていますが、
それでも毎年、お母さまの意向でご連絡いただくことがあります。これは絶対に上手くい行きません。
(当教室の場合、こちらをお電話の段階で確認させていただいております)それとピアノなど楽器を習うということは、
お家で継続的に練習を重ねなければいけないことをお子様と約束して下さいね。そうでなければ月謝をただひたすら払い続けてドブに捨てているのと一緒です。
これは塾も同じです。
進学塾 学習先取り型 学校の勉強フォロー型といろいろありますが、
これを知らないであちらこちらといかれて、
成績が上がらないからと愚痴って塾を転々としている人を見ますが、
基本の学校での学習や家庭学習の習慣が出来ていない人が多いのです。これも月謝をドブに捨てているのと一緒なのです。
大人の音楽レッスンの場合
大人と一口に言いましても20代・30代・40代・50代・60代・70代と
ひとくくりに考えてはいけないと思います。それぞれライフスタイルも考え方もまた、取得能力上達速度も大きく異なります。
みなさまそれを知らずに子供のお稽古とは違った
大人の音楽教室と思われていらっしゃるかと思いますが、
これはスクール・教室側もハッキリと謳った方が生徒さんにとっても賢明だと思います。どなたでもいいから来て下さいではお互いいいレッスンができないからです。
ここ数年の傾向でお話させていいただきます。
大手楽器店
主に40代・50代・60代の方を対象にしている傾向にあると思います。
レッスンタイトルにわかりやすく
50歳からのはじめてのピアノ 60歳からのはじめてのピアノ
または○○○(他の楽器名)あくまでも傾向 ですからそれ以外の年齢層は対象にしていないということはありません。
多店舗展開 チェーン化されているスクール教室
20代~30代の方を対象にしている傾向にあると思います。
でも必ずしもどこもかしこもそうとは限りません。
そのスクールのイメージ写真をご覧になられると一番わかりやすいかと思います。個人教室
地域やその教室にもよりますが幅広い年代層を対象にしている傾向にあると思います。
講師の意向によって年齢層やレッスンの傾向をを絞っているところもあります。
また、子供の音楽レッスンが対象(大人の生徒さんはレッスンを行なっていない)
または大人の音楽レッスンが対象(子供の生徒さんはレッスンを行なっていない) など
個人教室もその先生の意向によって様々かと思われます。いかがでしたか?
どこもかしこもひと通りめぐるのも一つのやり方かもしれませんが、要はあなた次第。
まずは ピン!とくるHPを熟読して足を運ぶのがいいのではないでしょうか?
あとは人間ですから目に見えない何か、
同じ波動をもった者同士だとレッスンもきっと上手くいくと思います。要は どこで習うかというよりも 誰に習うか? で運命が決まるかと思います。