3才、4才 幼児のピアノレッスンはどのように行われるの?

3才や4才児 幼稚園年少さんのピアノレッスンはどのような形で行われるのでしょうか?
●はじめて習うピアノレッスン。
●はじめて鍵盤にふれる。
習いはじめは大切な時期ですので先生選びはとても大切です。
幼児のピアノレッスンを入門の時期からたくさん教えている経験がある先生を選ぶことがベスト!
■先生がピアノが弾けることと教えることは全くと言っていいほど違います。
「ピアノの習いはじめの幼児や小学生を教えるのが得意な先生」と「コンクール出場など上級者を指導する」のとでは全く向き合い方が異なります。
■幼児が1つのことに集中できる時間というのは個人差があることは否めないのですが\年小さんの「3才・4才」は5分程度/です。
ですから30分のレッスンに音符を見て歌う、弾く、音を聴いてマネをする、リズムを叩く、音楽知育ドリルを書くなどいろいろな要素を5分刻みで取り入れます。
年中さんですともう少し集中できる時間が長いので気分が乗ってる時は弾く項目を増やしていきます。
■1冊の本だけですと飽きてしまうので先生と一緒に弾く、音源に合わせて弾くということも取り入れていきます。
■最初は1本の指から
5本のゆびの長さってみんなちがいますよね?
まずは鍵盤にさわると音が出るという経験をしていきます。
遊び弾きのような形でもキチンと白い鍵盤と黒い鍵盤のちがいが理解できるように。
5本の指を動かすことはまだ難しいお年頃なので親指をのせてドの音を弾くという体験をしていきます。
1つのことに時間をかけることはしません。
集中力がもたないからです。
それができたら「必ず褒めてあげる」
つぎは先生と一緒に音を合わせていくことと音源に合わせて弾くという体験をします。
最初が肝心ですが「1つ1つできることが増えていくと嬉しくなる」のでうまくプラスの言葉を使ってなるべくたくさんの曲をスイスイ弾けるようにしていきます。
習いはじめは「できない」「弾けない」という感情を持たせないこと。
できること、ひけることの喜びの感情を積み重ねていきます。
そうすると自信がついてすぐにできなくても頑張ればできるようになるのだということを理解できるようになっていきます。
気分が乗らなかったり「今日はあまり弾きたくない時」もあります。
機嫌が悪くてピアノレッスンと関係のないことで泣いたりすることも。
そんな時はピアノを弾くことを無理強いしないことが大切。
音符に色を塗ったり知育ドリルをやると見違えるように集中力を発揮します。
「ピアノレッスンに来ることが楽しい!」
「先生に会えることが嬉しい」
そんな風に小さなお子さんが思えるとレッスンは上手く続いていくんです。
あせらずじっくり。
何年かたった頃または大きくなった時にお子さん本人は覚えていないのですが、凄く弾けるお子さんに成長することも大いにあります。
一つ一つできることをレッスンでもお家でも先生やお母さんお父さんが褒めてあげるとお子さんは「認められたこと」を嬉しく思い、そういったことは後々ずっと大人になってからも覚えているものなんですよ。
■レッスングッズに過剰に凝らなくてもよいのです。
あまりレッスングッズに頼ってしまうと小さなお子さんはそれで遊び始めてしまってピアノレッスンどころではなくなってしまいます。
教え方も先生によって千差万別ですが、私は楽しさの中にもキチンと成長が見られるようにレッスングッズをほとんど使いません。
ずっとそれでうまくレッスンが続いています。
■お母さんたちもやはり習わせている以上、やはりピアノをキチンと弾かせたいと思うのです。
歌ばかり、道具を使った遊びばかりだと不満を募らせてしまうと思うんですね。
■常にお母さんの目線に立ってものを考える
母親業を経験した先生とそうでない先生は少し音楽レッスンに対する見方や考え方が異なると思うんです。
「自分の子供の時、どう思ったか。ピアノのお稽古に対してどう思ったか」
いつも先生の立場ではなくて「お母さんの立場になってみる」
自分の子供には中々冷静になれなくても他のお子さんには客観的に見ることができます。
■3才 年少さんのピアノレッスンは予定調和的じゃないことがあたりまえ。
何が飛び出すかわからない。
いきなり!な会話がポンポン飛び出す。
お子さんによって違って当たり前なんです。
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