ヘ音記号 左手が得意になるには?
ピアノを習いはじめた時から楽譜に強くなるレッスン
音符は幼児からでも読めるようになります。
コツは「一度にたくさん詰め込みすぎないこと」です。
習いはじめはまず右手 そしてト音記号で音符を読む練習をしていきます。
柴田音楽教室では「目と耳と体」の3点アプローチ。
自分が弾いている音が何の音かがわかるようにしていきます。
これは子供に理屈で説明するのではなくて鍵盤の場所と音の高低で覚えるようにしていきます。
ピアノの鍵盤の真ん中のドの音ともう一つ高いドの音の違い。
これを習いはじめから意識して弾いていきます。
これは3才、4才のお子さんでもできます。
それはそれは驚くようなスピードで理解していきます。
教え込まずにいとも簡単にこれができて子供は感覚的に音とピアノの鍵盤の場所でで理解していきます。
音符を覚えていくプロセスで絶対にやってはいけないこと。
それは「音符に仮名をふって弾くこと」です。
これをやってしまうとますます音符が読めなくなる「負のスパイラル」に陥ってしまうのでやらないようにしましょう。
■まず右手でト音記号の音の範囲を曲で弾いていきます。
なるべくたくさんの曲を何度も何度も引いていきます。
するとお子さんは「弾けたことが嬉しい!」と思いどんどん弾くことが加速していきます。
右手 ト音記号の読み方に慣れてきたら今度は左手も動かしていきます。
■ヘ音記号を少しずつ覚えていきます。
ト音記号とは読み方(線の場所のどこが何の音なのか)が全く違いますから習いはじめに一度に覚えようとしないことが大切です。
真ん中のドの場所に1の指(親指)を置いてみましょう。
ト音記号の真ん中のドの音とヘ音記号の真ん中のドの音は同じということをレッスン内で繰り返し伝えていきます。
このあたりではあえてヘ音記号のすべてを教えこもうとはしません。
あくまでも「ト音記号はピアノの真ん中よりも高い音」
そして「ヘ音記号はピアノの鍵盤の真ん中よりも低い音」という認識くらいで良いでしょう。
習いはじめよりも少し学年が上がったり早いお子さんですと幼児年長さんくらいからまた別のアプローチの仕方でヘ音記号を本格的に教えていきます。
その際には真ん中のドの音ともう少し低いヘ音記号のドの音は場所と音で覚えます。
音符カードでもアプローチしていきますがヘ音記号の低いドの音から覚えようとするとその先もまずもってヘ音記号が覚えにくくなります。
そのため別のアプローチの仕方でヘ音記号を覚えやすく教えていきます。
うえの点はソ の音
下の点はミの音
そして点々ド
これを何度もテキスト教本を使って繰り返しレッスンで伝えていきます。
■本日のレッスン動画■
幼稚園年中さんのレッスン風景です。
左手のヘ音記号をいとも簡単に読んでピアノを弾いています。
ご覧ください。↓
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