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イベント・音楽情報

2019.05.29
自分で楽譜の細かいところまで読み取って弾くことに成功したSちゃん。

音楽レッスンには「譜読みが一番大切」

 

というお話をさせていただきましたが、

カンタンなものからの

日々の積み重ねなんですよ。

 

ステップ3に入るころには、

まず曲を弾いてあげて、というよりも

 

まずは、自分で全体の譜読みをして

片手ずつ音を出してみる、ということを

行なっています。

 

指を広げたり、よせたり

スラーやスタッカートなどの弾き方を

少し注意深く意識して弾くことも

考えて音を出していきます。

 

そして全体像が何となく見えてきたら

曲の全体を私が弾いてあげるのです。

 

こうすることによって

初級レベルが終わっているのに

「先生が弾いてくれなきゃわからない」

とか

「家でお母さんが弾いてくれたから弾ける」

 

ということが無くなります。

 

 

そうです。

 

こうやって少しずつ「音楽的自立」を目指していきます。

 

このことに成功したひとりの

Sちゃん。

 

「エリーゼのために」って

誰にでもすぐ簡単に弾けると思っていませんか?

 

この曲を仕上げる早道は

 

①曲の全体構成にリハーサル番号を付ける

②Aテーマのところが何か所か出てきます。

まずは、Aテーマの左手と右のペダル(ダンパーペダル)を

優しく弾きます

(ここをつい頑張って力をいれて弾いてしまうと

とても怖い演奏=エリーゼの怒り になってしまうので

気を付けましょう)

 

自分が出している音をシッカリ聞くということが大切ですね。

 

ペダルを踏むタイミングも大切ですが、

ペダルを離すタイミングはもっと大切。

 

これを何度も何度も繰り返して練習していきます。

 

③次に右手とペダルを同じように

何度も練習します。

 

④左右ともスラスラできたら

Aテーマの部分を今度は両手で練習します。

 

⑤次に中間部分のBの部分を練習します。

この部分はとても細かい音符が出てきますので

弾きにくいのですが、右手から練習していき

ある程度弾けるようになったら

左手を練習します。

 

すぐに両手で合わせずに

片手ずつを1回の練習で10回くらい弾いてみます。

両手で合わせる時も結構時間をかけて

何度も弾くことが大切ですね。

 

⑥次に最終のCの部分。

ここは左手とペダルを何度も練習します。

右手の部分もペダルを付けながら練習します。

 

この部分も1回の練習に付き

10回ほど弾くと良いでしょう。

 

このようにリハーサル番号順でくぎって

たくさん練習します。

 

ここまで来るのにも結構な時間を要しますね。

指の使い方、音の出し方、心からわきでる演奏になるまで

 

そしてはじめて全体を通して練習すると良いでしょう。

 

Sちゃんは、コツコツとがんばって

自分で譜読みをしてエリーゼのためにを仕上げました。

 

ピアノである程度の長さの曲を弾くには

このように根気が必要になります。

 

これを乗り越える力が勉強にも何事にも

コツコツと継続する力を養うことができるようになるわけですね。

 

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