- 2007.07.14
- ソルフェージュの大切さ
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ソルフェージュってなんのこと?
「目で見た音符が楽器がなくても頭の中で鳴る」ということ。
大人の初心者の方で「音符が全く読めないのですけれど、それでも習えますか?」 とおっしゃる方が多いのですが、音符が読めるようになるには、チョットしたコツがあるのですよ。
音符を一つ一つ読めるようになるのと、楽譜を一つの流れとして読むのとでは少しまた違うのです。わかりやすく言いますと、幼児が字を覚えるのに「あ・い・う・え・お」と順番に覚えていく感じが音楽でいう「ド・レ・ミ・ファ・ソ」
でも字を陀列するのではなくて文章を作ってその意味が理解できるかどうか、
これが音楽でいう「ソルフェージュ力」なのです。つまり音符を一つ一つ読むのではなく、一つの流れとして読んでいく。
‘‘初期の段階から早くソルフェージュ力、読譜力をつけるには?”
鍵盤を弾く時
①手を見ないこと
②なるべく音符の玉が大きめの楽譜を選んで、音符を目で追いながら声に出して音程をつけてド~レ~ミ~ と歌いながら弾くこと。
この2点を初期のうちからやっていくと音符を読む力が早くつきます。
暗譜して弾くことばかり強要されると、耳で覚えたことを体で覚える(これはこれでまたイヤートレーニング、俗に言う‘‘耳コピ”として大事なのですが)ということになり、結果として手を見てしまい「パッと楽譜を見た時に、自分がどこを弾いているのかわからない」 「レッスンで楽譜に指番号や注意書きを書かれても、普段手を見て弾く癖がついているので、楽譜を見ない」
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結果、何度も同じ箇所を注意されることになる===いつまでたっても曲が完成しない。 ということになってしまいます。「頭のなかで音符を鳴らす」
これができるようになると弾くことの楽しさも倍増するでしょう。
当教室では、幼児・小学生の入門時、また、大人の初心者の生徒さんにも全員この手法を実践しています。
柴田音楽教室